TechCrunch Disrupt 2011(サンフランシスコ)の優勝作品は…仮想バーShaker!

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3日間で31のスタートアップが競ったTechCrunch Disrupt San Francisco 2011の、優勝者が決まった。正規参加29社、会場推薦2社、計31社の中から、まず決勝進出7社を選んだ(BitcasaCake HealthFarmigoPrism SkylabsShakerTalkToTrello)。この中から選ばれた一社が賞金5万ドルを受け取り、Disrupt New Yorkの優勝者GetaroundからDisrupt Cupを奪い取る。そして結果は、準優勝がPrism Skylabs、そして優勝は、…..Shakerだ! 情報開示: TechCrunchのファウンダMichael ArringtonはPrism Skylabsに投資しており、Shakerにも投資予定だ。

イスラエルのShakerは、ソーシャルゲームを通じてFacebookをバーに変える。本誌の紹介記事にも書いたように、ShakerはSecond LifeとThe SimsとTurntable.fmをミックスしたようなサービスで、ユーザのFacebookデータとフレンド関係を利用する。ユーザのFacebookプロフィールが歩くアバターになり、ユーザの写真が仮想ウォールに置かれる。その部屋でユーザは、みんなが好みそうな音楽をかけ、人に飲み物をおごってあげることもできる。

Shakerがこれまでのソーシャルゲームより一歩進んでいるのは、既存のフレンドと遊ぶだけでなく、ユーザが新しい人びとに出会えることだ。つまりこの点は、本物のバーにそっくりだ。Shakerはプロフィールの情報を見て、部屋の中のランダムな人びとの中から共通項のある人を見つける。たとえば、誕生日が同じ、でもよい。同じ映画やブランドを好きかもしれない。そのほか、住所が近い、ツイートで会話している、スマートフォンのソーシャル発見ツールをどちらも使っているなど、部屋の中の人たちのいろんな情報を調べる。

すでに300万ドルの投資を獲得している同社は、かなり人気が出始めている。このゲームはほんの数週間で、月間のアクティブユーザ数が8万に達した。今では、招待数を制限しているほどだ。バーがあまりにも混んでいる、という苦情もある。一人のユーザがそこで過ごす時間が長いのだ。まだ何もPRしていないのに、口コミでユーザが増え、招待数を540人に制限せざるをえなくなった。

準優勝のPrism Skylabsは、企業やお店のオーナーたちがオンラインのビデオフィードを持ち込み、それらのフィードから取った画像を消費者と共有したり一般に公開したりする。つまり、オンラインで見られるビデオや写真の中から、そのお店や製品(商品)が写っているものを見つけて、それらを消費者等と共有するのだ。やり方は、ビデオ編集ソフトを使ってビデオ中の画像を取り出す場合と同じだ。Prism Skylabsは顧客のプライバシーに配慮しながら、それらの写真やビデオからお店などの写真を取り出し、それらを編集して、有意義な視覚化素材を作り出す。同社には、SV Angel、Yuri Milner、Eric Schmidt、Aaron Patzer、Brad Garlinghouse、CrunchFundなどが投資している。

Disrupt Cup以外にも、特別賞がいくつかある:

NEAのパートナーPatrick Chungが授賞した会場人気賞は、Vocre、これは翻訳アプリだ。縦に持ったiPhoneに誰かが何かをしゃべって、それからiPhoneを横にすると、母国語に翻訳してくれる。逆の操作で、今度は自分が母国語でしゃべったものを、相手の国の言葉に翻訳してくれる。…そうやって、会話が続く。

Sibblingzの会長Peter Relanが授賞したベストモバイルゲーム賞は、数日前のハッカソンで作られたFortune Planetへ行った。

二つあるMicroStrategy賞は、そのベストモバイルアプリ賞がVocre、ソーシャルデータのベスト利用賞はWondershakeがもらった。

Shakerのプレゼンテーション:

楽屋裏インタビュー:

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))