GoogleがHangouts APIを提供–会議など有料グループアプリのベンダはパニック?

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Google+のチームは、今日(米国時間9/20)Googleの公式ブログで、Hangouts関連の機能をたくさん発表したことに加え、デベロッパ向けにHangoutsのAPIのロンチも発表した。このAPIは今日から”デベロッパプレビュー”として提供され、その名の通りまだ完成製品ではないが、テスト目的にかぎり利用してよい。

このHangouts APIによりデベロッパは、Hangouts上の独自の経験を自己のアプリ内に作り出せ、ちょうどYouTubeのプレーヤーを埋め込むときのように、Hangoutsをリアルタイムで使うアプリケーションを作れる。またYouTubeプレーヤーから、Hangouts内のユーザがビデオを一緒に同時視聴できるように、することもできる。

このほかGoogleはHangoutsの新たな組み込み機能として、画面共有、Google Docsの編集、スケッチなどを今日発表した。デベロッパがHangouts APIを自分のアプリで使うとき、いろんなクリエイティブな使い方ができるための配慮だ。

このAPIを使うためには、デベロッパはWebアプリケーションを作ってそれをGoogleに登録し、Hangoutsにロードする担当者を指名する。Googleによれば、そのアプリは通常のWebアプリのように振る舞うが、この新たなAPIを同期化機能のように使える。つまりそのアプリのインスタンスが複数動いているとき、それらの全ユーザが、ほかのユーザが行った変更についてすぐに通知をもらう…デベロッパは、そういう同期的な”共有ステート”を作れるのだ。また、初期的な少数のマルチメディアAPIも含まれているので、Hangoutsにいる人たちのオーディオやビデオのフィードをミュートする、といったコントロールがアプリからできる。

Hangoutsへのこのような注力は、GoogleのソーシャルネットワークであるGoogle+が低迷し、Google+にあるのと同じような機能をいくつかFacebookが実装した、という時期に発表されたことになる。Hangoutsは、Google+をFacebookから大きく差別化する要素の一つだから、この時期に頑張って力を入れるのも、当然かもしれない。FacebookはSkypeを組み入れることによってビデオチャットを提供しているが、それがサポートするのは1対1の会話だけで、グループチャットはできない。

Hangouts APIを使うとデベロッパは、オンライン会議、ポッドキャスト、教育訓練、ゲーム、などなどの分野で、有料アプリに代わる無料の選択肢をユーザに提供できる可能性がある。これからデベロッパが、どんなものを作り出すか、たいへん興味深い。なお、APIのドキュメンテーションユーザ登録フォーム、および(Google+ API全般の)ディスカッションフォーラム(ディスカッション例)がすでに提供されている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))