レゴの拡張現実。「Life Of George」でブロックとiOSアプリを融合

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レゴが、「Life OF George」という気の利いたiOSアプリで電子ゲームの世界にまた一歩踏み込んだ。このゲームでは144のピースとドット模様のついた台紙1枚を使う。やり方は簡単だ。Georgeが旅先で見つけた物の絵を見せるので、プレーヤーはレゴのブロックを使ってそれを再現する。箱の中を探して必要なピースを取り出し、出来上がったらプレイマットの上に置いて写真を撮る。ゲームはEye-Cueのブロック認識システムを使って、スピードと正確性を判定する。

このゲームは妙にハマりやすく、子供に最適だ。ピースが少し小さめなので対象年齢は12歳以上だが、一人が ― たぶん親 ― ピースを集めてもう一人が組み合わせることで、チームワークを育てるのにも良い。

これはまた、おもちゃ市場での強力なポジションをてこに、新しい市場に進出しようというレゴのさらなる取り組みの象徴でもある。 Life Of Georgeのきっかけとなったのは、レゴのビデオゲームシリーズ(レゴ・ハリー・ポッター、レゴ・インディアナ・ジョーンズ、Lego My Dinner with Andre)や、地味ながら人気が高いらしい、ブロックベースのMMO、レゴ・ユニバースの成功だ。Life of Georgeという、キラキラのグラフィクスと頭を使うゲームの登場によって、持っているレゴ全部をおばあちゃんの家に持って行きたくないけど、やっぱりブロックで遊びたいという子供たちの心を把むことができるだろう。私は一人の親として、できるだけ早くブロックを見つけて合体させるこのゲームは、数え方や反射神経の訓練にも役立つと考えている。

Georgeは想像力を養うのにはあまり役立たないとケチをつける人もいるだろうし、それには私も同意する。しかし、みんな知っての通り、レゴボックスの上で何かを作ることは、グリーンのボードと山ほどのブロックを使って、もう一台「クルマ」を作るよりも、ずっとエキサイティングなのだ。1200ピースのミレニアムファルコンのような怪物が存在するのには理由がある。みんなレゴで何かを作るのは大好きだが、誰もが構造工学技術者になりたいわけではない。

念のために言うと、Life Of Georgeは、Cut The RopeやAngry Birdsと同じ路線のカジュアルゲームだ。しばらく遊んだあと、忘れてしまうかもしれないし、全部のピースをレゴの大箱に放り込んでしまうかもしれない。それでも、29ドルの価格と(いずれ価格も下がると予想している)無料のiOSアプリの組み合わせは、エレクトロニクスを使ってレゴと遊ぶ楽しい方法の一つと言えるだろう。

ミスターGeorgeはFacebookページを持っていて、彼のゲームは10月1日発売だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)