デベロッパをバックエンドの面倒から解放してアプリ本体に集中させるCloudMine, 公開ベータへ

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ぼくの想定が正しければ、アプリケーションのデベロッパにとって楽しいのはアプリそのものを作ることであって、適正なWebサービスやホスティング屋さんを見つけたり、データベースをセットアップしたり、構成に苦闘したり、などなどではない。今日(米国時間10/15)公開ベータでロンチするフィラデルフィアのCloudMineも、どうやらぼくと同じ見方のようだ。

CloudMineのサービスは、デベロッパに、アプリのバックエンドを手早く作れるための一連のRESTful APIを提供することによって、デベロッパの苦痛を軽減する。具体的には、スキーマの要らないデータ構造のストレージ、ユーザアカウントの作成と管理、モバイルデバイス上で動かすのは無理なのでサーバサイドで動かしたい、複雑でデータ集約的なビジネスロジックの処理、といったサービスだ。

フィラデルフィアにはDreamIt Venturesという育成事業があり、CloudMineはそれの現在の対象スタートアップの一つとして、2万ドルのシード資金をもらっている。これまでの数か月は非公開ベータで、その間にテスト参加者たちは、デベロッパがバックエンドの構成に要する時間がCloudMineにより従来の半分に短縮された、と報告した。

デベロッパはこのサービスのRESTのAPIを直接使ってもよいし、あるいはアプリのプラットホーム用のSDKをダウンロードして使ってもよい。いずれにしても、それによりアプリのデベロッパは製品の本体機能に集中でき、サーバ、Webアプリの動作環境、スケーラビリティといった縁の下の部分を、自分で面倒見る必要がなくなる。

このPaaSはいわば”B2D”(business-to-developer)タイプのソリューションで、デベロッパをインフラの心配から解放し、アプリ本体の磨き上げに割く時間を増やす。しかも登録は無料で、すぐに最初のアプリのためのAPIキーをもらえる。そしてその後は、ワンクリックでそのほかのアプリのためのキーを素早く生成できる。なかなかいい、と思えるね。

CloudMineの協同ファウンダたちは、Ilya Braude(Sycamore Networksに買収されたEastern ResearchとDrakontasに在籍)、Marc Weil(AppleとOracleに在籍)、Brendan McCorkle(Textaurantの協同ファウンダ)、計3名だ。

詳しくは、CloudMineのホームページへ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))