Googleリーダーが全面改訂。友達が消える

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本日(米国時間10/20)Googleは、同社の長らく放置されてきたRSSアプリ、Google Readerを改訂すると発表した。最も目立つのは、デザインが一新されて、Docs、マップ、検索、GmailなどGoogleの他の製品群と統一されることだ。私はこの変更をあまり喜んでいないのだが(あの実利的な見てくれの方が好み)、Googleが全オンライン製品を通じて一貫性のあるユーザーインターフェースを維持する必要があることは理解している。

しかし、私が本当に気にしているのは、Google Readerから、友達、フォロー、リンクを共有するブログなどの「ソーシャル」機能をすべて削除するという、Googleの不用意な判断である。

いや、これを読んでいる人の中でGoogle Readerの変更を気にかけている人は10人に1人しかいないことは知っている。おそらく主流のニュース消費者たちにとって、Googleがこの放置製品を合理化、美化しようとしていることは歓迎だろう。しかし、Google Readerを道具としていつも使っている ― お気に入りのブログから企業のフィードまで何十もの情報源を、追跡、フォロー、保存、検索している ― われわれにとって、Readerが少しでも変わることは、Gmailの全面改訂なみの影響がある。別の言い方をすれば、気を付けて進めないと、思いがけない文句を言われるよ、ということ。

そして、今回について言えばこんな思いがけない反応がある。「私はGoogle Readerの「ソーシャル」機能がなくなったら困る!」

ちょっと待て、笑ってはいけない!

はっきり言っておくが、私はGoogle Readerを、FacebookやTwitterやGoogle+のような「ソーシャル」製品だと考えているわけでも、そのように使っているわけでもない(カギかっこはそのため)。フィードにコメントしたり友達になったりすることも少ないし、何十人ものユーザーをフォローすることもない。しかし、常に面白い記事を知らせてくれる一部のRSSのヘビーユーザーたちの共有記事は、楽しみに読んでいる。その日のニュースに出遅れた時は、TechCrunch、TechMeme、そしてこの注意深く構築された「人力収集」共有リストを読めば事足りる。これは私にとって今、そしてそれが消える日まで続くであろう、毎日の最も規則正しく、楽しみなニュース消費行動なのだ。

他にも、私の興味に基づいて関係の深いコンテンツを浮上させると約束しているサービスはたくさんあるが、これまで使った中で最高の製品は、私のGoogle Reader友達による人力コレクションだ。私のグループは、一貫して私が読みたいテク系トップニュースを知らせるだけでなく、テクノロジー以外の風変りだが興味深いニュースも共有してくれる。ユーモラスなマンガや、人気のビデオ、宇宙や科学のニュース、子育てのヒント、その他全くテクノロジーと無縁な、しかし人を引き付ける話題だ。

もちろん、この機能を本気で使っているのは、おそらくほんの一握りのユーザーだけなので、Googleが閉鎖しようとしている他のサービスと同じく、大ナタが振るわれるのは当然だ。しかしGoogleさん、もしこれで私が引き続き共有ニュースを読むためにこのグループを「サークル」すると思っているなら、それは大きな間違いだ。Google Readerの一部を剥ぎ取ることで、私にGoogle+を使わせることはできない。物事はそういう風には運ばない。

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(翻訳:Nob Takahashi)