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Android Marketからのアプリケーション削除率は37%。iOS比で高率ながら、マーケットは急速に成長中

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talking androidリサーチファームのresearch2guidanceが、モバイル・アプリケーションストアのAndroid Marketを分析して、いろいろと興味深い事実に言及した無料のレポートを公開している。

このレポートによれば、先月末の時点でAndroid Marketに登録されていて利用可能となっていたアプリケーションの数は319,161本であったとのことだ。ちなみにAppleのApp Storeでは459,589本という状況だった(Appleは利用できるアプリケーションの本数を500,000本としている)。

分析によると、Android開発者の方が、iOS開発者に比べて複数のアプリケーションをリリースする傾向が高いのだという。

Research2guidanceの調査によると、Android Marketにアプリケーションを登録している開発者は、これまでに平均で6本以上のアプリケーションをリリースしているのだそうだ。一方のiOSの場合は、平均で4本強ということになっている。

他にも面白い数値が掲載されているので、こちらもお伝えしておこう。すなわちAndroid Marketに登録されたアプリケーションのうち、37%が何らかの理由で後に削除されるに至るとのことだ。Appleの方では削除されるアプリケーションの率は24%ということになるようだ。双方ともに数値は20011年9月時点での統計を用いたもの。Research2guidanceは両者の違いについて次のように分析している。

Appleは定期的に不適切なアプリケーションや古くなってしまったものを登録解除するようにチェックしているが、それでもAndroid版よりもアプリケーションの「アクティブ率」が高くなっている。これはAppleの課しているより厳格な登録審査による部分も大きいのだろう。これにより複数のトライアル版の登録やあまりにレベルの低いアプリケーションの登録ができないようになっている。一方のAndroid Marketでは市場テスト用、トライアル版、デモ、そしてときにはマルウェアのコンテンツなども登録されていることがある。

ちなみにAndroid Marketで登録解除となるアプリケーションの78%は無料アプリケーションだ。これはつまり有料版アプリケーションの場合の方が、リリース時により慎重な配慮が成されることが多いということも意味するのだろう。それによってマーケット上で長く命脈を保つこととなる。

確かにそのような状況はあるが、ともかく2011年9月までにAndroid Marketで公開されたアプリケーションは500,000を超えた。AppleのApp Storeの方はちょうど600,000を超えたところだ(すなわちAndroidの20%上を行っているということになる)。

Androidの成長率を考慮に入れれば(Androidデバイスの出荷台数1億9000万台でさらに増加中)、来年中にはAndroidアプリケーションがiOS向けを上回ると考えられる。

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(翻訳:Maeda, H)