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Dropbox、新たなモバイルAPIをリリースしてセキュリティ機能を向上(モバイルウェブでも使いやすくなった)

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developers人気のスタートアップであるDropboxは、読者の方々もよくご存じだろう。オンラインで同期機能ももつオンラインストレージサービスで、最近40億ドルの評価額にて25000万ドルの資金を調達したばかりだ。同社は資金調達以外にも新たなニュースリリースを発表しているが、あまり注目を集めることなく、半ば無視されたかっこうだった。しかし実のところは非常に重要なニュースなのだ。そのリリースとは新しくモバイルAPIをリリースしたというものだ。ネイティブアプリケーションおよびモバイル向けウェブアプリケーションの双方で利用できるものだ。

Dropboxが最初にモバイル版APIをリリースしたのは2010年5月のことだった。以来、数多くのモバイルアプリケーションが同APIを利用している。しかしこれまでのものには多少の問題があり、その問題点を解決して新たな版がリリースされたのだ。

まず、「アプリケーションフォルダ」という仕組みが導入された。今回のアップデートまで、サードパーティーのアプリケーションにDropboxの機能を提供しようとすると、Dropboxで管理する領域全体を開放する必要があった。たとえばカメラアプリケーションであれば、関連するフォルダだけを共有すれば良いわけで、全体を公開するというのは無用なことであった。新しいAPIを利用すると、Dropbox管理領域全体を公開することなく、特定のフォルダのみをサードパーティーアプリケーションに利用させることができるようになる(フォルダの移動やリネームも行える)。

また、認証システムも新しくなって、セキュリティ関連でもバージョンアップが為された。これまでのように、サードパーティーアプリケーションの画面で、認証用の情報を入力する必要がなくなったのだ。認証作業を行う際、APIを利用しているアプリケーションからDropboxのウェブ版ないしDropboxのネイティブアプリケーションの画面に移動して作業を行うようになったのだ(Facebookなども同様の仕組みを採用している)。

また新しいAPIでは、サードパーティーアプリケーションにDropboxが利用している同時編集機能やリビジョン管理機能も提供する。これによってサードパーティーアプリケーション側からも旧版のファイルをいじったり、削除を取り消すことなどができるようになるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H)