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テキスト貼り付けサイトのPastebinが「アクティブ」ペースト数1000万突破

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Pastebin.com(ご存じない方のために書くと、いわばインターネットのクリップボード。古き良きテキストの壁に誰でもペーストできて、誰とでも共有できる。その多くが匿名)が100万「アクティブ」ペースト(=スパムでも期限切れでもない)を達成するのに8年を要した。あれから1年半、ペースト数は一気に1000万を越いた。

面白いことに、Pastebinの元のオーナーは、この急上昇の直前にサイトの売却を選択した ― 理由はちょっと想像できないと思う。

Pastebinは、10年間のほとんどを比較的安定したペースで過ごし、IRCユーザーが主だった。IRCに長文テキストを貼り付けるのはよくない行動であり、それは会話中に突然全員をさえぎって叫ぶようなものだ。代わりにユーザーはその大作をPastebinのようなサイトに貼り付け、興味をもってくれる人のためにIRCでリンクを共有する。

そこへTwitterがやってきた。突如として、簡潔さは礼儀だけではなく ― 義務になった。冗長なTwitter使いたちが、長ったらしい発言の捌け口を求めてこのサービスに集まってきた。利用量は急増した。

そして名無しさんがやって来た。無数のネット悪事で知られる匿名連中が、彼らのニュースリリースの配信手段としてPastebinに目を付けた(匿名アップロードが可能)。そんなリリース文がインターネット中に広まると、それがPastebinの無料クチコミキャンペーンとなった。利用量は激増した。

悲しいかな、非道さの増したペーストが招く法的問題は、サイトの原オーナー、Paul Dixonの手に余ることとなった。Dixonは2010年に同サイトを非公開の金額で売却した。本誌が8月にPastebinについて書いた記事に、Dixonがこうコメントしている。

私は2002年にpastebin.comを始めたが、2010年に現オーナーに売却した。捜査当局の関心を引く記事に関わることが、あまりにも時間の浪費になってきたからだ。売ってよかったと思っている。ラルズセックの相手をするのが楽しいとは思えないから。しかし現オーナーには拍手を送りたい。彼らは元のアイディアに多くのことを付け加えてきたと思う・・・

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(翻訳:Nob Takahashi)