古い写真をスキャンしてアップロードできるiPhoneアプリ、ShoeBox登場―写真の選択にはご注意を

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今日私はコーヒーを何杯も飲むことになりそうだ。昨夜1000memoriesのShoeBoxのiPhoneアプリで遊んでいて寝不足なのだ(iTunes)。このアプリは「古い写真をスマートフォンのカメラでスキャンしてネットにアップする」というシンプルだが非常に必要性の高い機能を提供する。

プリントされた紙の写真の写真を撮ってFacebookに上げるという作業は、もちろん、 アプリがなくてはできないというわけではない。しかしShoeBoxアプリ〔訳注:アメリカでは靴が入っていたボール箱に写真を保管する習慣がある〕には、その作業を大いに効率化してくれる便利なツールがワンセットになっている。トリミング、回転、写真の反りによる歪みの補正、キャプション、日付、タグの入力などといった操作がすべてアプリ内からできる。

今やiPhoneは4Sになって8メガピクセル、解像度2448×3264のカメラを備える。1000memoriesによれば、ShoeBoxの写真スキャン機能を利用すれば、4×6版の写真から550dpiのデジタル複写が作れるという。ただしアプリ自体は旧モデルのiPhone、iPhone 4、3GS、3GとiPad 2でも作動する。もちろんiPhone 4Sほどの画質は期待できない。

私はFacebookと共に学生時代を過ごしたわけでない(ずっと年上だ)ので、明らかにShoeboxアプリがターゲットにする層に属する。実のところ私は写真がぎっしり詰まった靴箱10個、プラスチックのケース3個をクローゼットにしまっている。それどころか亡くなった祖母が残してくれた1880年代まで遡る家族の写真のコレクションも持っている。私はずいぶん前からこの貴重な写真を専門業者にデジタル化してもらうべきだと言っているのだが、諸般の事情からまだ実行には至っていない。しかしShoeBoxのおかげで、ともかくいちばん貴重な写真だけはオンライン化することができるようになった。

このアプリに全く不満がないわけではない。写真をTwitterとFacebookにも投稿できるということだったのに、どこにもその設定が見当たらない。そのうち分かったのだが、写真をスキャンし、編集したでないとTwitterへの投稿オプションが表示されない仕様だった。デフォールトの「設定」画面には出てこないのだ。またこのアプリで友だちの名前をタグに入力しても、投稿後にFacebookを見ると「友だちタグ」として表示されていない。Facebookの友だちの恥ずかしい写真を投稿して困らせてやろうとしても、いちいいちFacebookに行って手でタグづけしないといけない。もっともこういった点はバージョンアップで修正されるだろうと思う。

恥ずかしがらせるといえば、高校、大学、大学を出た直後の若い頃の自分の写真を改めて眺めてみて驚いたのは、絶対にネットにアップしてはならない写真が山ほどあることだった。近頃の若いものはどうかしらないが、私のようなジェネレーションX〔60年代から70年代半ば頃に生まれた世代〕がこのアプリを使う場合、トリミングにうんと神経を使わねばならないようだ。

この新しいiPhoneアプリに加えて1000memoriesでは最近、故人をしのぶためのソーシャルネットワークをローンチしている。JasonKindcaidが「逝去者の“Facebook」と名付けて紹介した記事はこちら

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+