snip.it

ウェブコンテンツを集めて独自の「コレクション」を作成・共有できるSnip.it

次の記事

2011Q3: Samsungが携帯電話の売り上げで世界トップに,スマートフォンでもAppleを抜く

Snip.itウェブ上に興味あるコンテンツのコレクションを作って簡単に共有することのできるサービスを展開しているSnip.itが、Khosla Ventures、True Ventures、Charles River Ventures、およびSV Angelから資金を調達した。Snip.itのサービスはまだプライベートベータの段階だが、「techcrunch_500」のコードを指定することで登録して利用することができる。

Snip.itは、コンテンツのコレクションおよびそれに付随するオピニオン(双方あわせて「snips」と呼んでいる)を作成して、それを特定の誰かないし全体に公開するという機能を持つ。あちこちから気になるトピックを集めてきて、それに自らの意見を加えてひとまとまりのものとして公開することができる。また同様の興味を持つ他の人のコンテンツを見て楽しむという用途もある。ブックマーキングサービスとコンテンツクリッピングサービスと、自己表現ツールに発見ツールがあわさったような感じだ。ウェブから情報を集めてきて、自分の意見を加えてパーソナライズし、さらに新たな発見のためのきっかけとして利用することができる。

ブックマークレットも用意されていて、ウェブページから簡単にコンテンツを持って来られるようになっている。集めたコンテンツはSnip.it内の「コレクション」に保管される。それぞれの「コレクション」は一般公開することもできるし、また知り合いにのみ公開することもできる。個々のコンテンツには説明やコメントを加えておくこともできる。

共有と発見の機能について言えば、「コレクション」はリンクを投稿してFacebook上で共有することもできる。またSnip.itの利用開始にあたってさまざまなトピックス(アメリカの政治、テクノロジー、などといったトピックスが表示される)を購読して自分の「発見」に役立てることもできる。

SnnipItは以前TellMeでエンジニアをしていたRamy Adeebの開発したものだ。彼はまたKhosla Venturesのプリンシパルでもあった。Adeebによれば、今年初めにエジプトで抗議運動が盛んになりはじめてすぐにSnip.itを設立したのだそうだ(Adeebはエジプトの出身だ)。TwitterやFacebookを使ってエジプトの状況を投稿していたが、他の人の書いた内容をうまくまとめて編集する機能がなかったので当サービスを作成したとのことだ。

サービス作成の目的は「自分にとって大事なことをなんでもクリップしえとくスクラップブックを作る」ことだったそうだ。プライベートベータ段階まで組み上げてきた現在、一応満足いくものができたと感じているようだ。現在のところ、利用者数は数百名で、10,000件の「クリップ」がシェアされているとのこと。

最近紹介したPinterest同様、Snip.itもソーシャルを利用したコンテンツキュレーションを実現するものだと言える。ブックマークレットを用意したことで、ブラウズ中にさまざまなコンテンツを自分の「コレクション」に入れることが簡単に行えるのもなかなかの魅力だ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)