Webページに“みんなで寄ってたかって良し悪しを評価”する層を付けるHypothes.is, Kickstarterで資金募集中

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Hypothes.is screens

Web…こんなに大量の情報をこんなに簡単に見つけられるメディアは、これまでなかった。おっと、大量の間違った情報を。インターネット全体に、事実チェックの仕組みが必要だ。でも、それを誰がやるのか? Dan Whaleyの考えでは、それをやるのは、あなただ。

Whaleyは、1995年に最初の旅行サイトGetThereを作った人物だが、今はKickstarterのプロジェクトとしてHypothes.isを準備している。Hypothes.isでWhaleyが考えているのは、Webのアノテーション技術(annotation,注釈注記を記入できる機能)にレピュテーションシステム(reputation, 評判)とピアモデレーション(peer moderation, 上からでなく横(同格者同士)からの司会/調整)を組み合わせて、誤った情報の氾濫を抑止する、というもの。これまでKickstarter上で6万ドルを集めたが、11月13日までに10万ドル集まらないとスタートできない。彼はビデオ(この記事の下)で、コンセプトを説明している。

彼の方針では、Hypothes.isはFirefoxとIEとChrome用のブラウザプラグインだ。Webページの上にヒートマップをかぶせ、サイドにはいろんな人のコメントが表示される。なるべく良質なコメントを上のほうに表示したい、と彼は考えている。また、レピュテーションの高い人は、ほかの人のコメントをほめたりけなしたりできる。ある意味で、Web全体に対するQuoraやStackOverflowみたいだ、とも言える。

Webのアノテーションサービスは、まだあまり普及していない(Third Voice、Reframe It、Diigoなどなどを見よ)。でも、情報の良さをさらに強化増幅するようなコメントが、ページ本体ではなく別のレイヤ(layer,層)に加えられれば、使いやすくなるのではないか。

なるべく早く軌道に乗せたいので、Hypothe.isはコメントを書いた人のブログなどからそのコメントへのリンクを張れるようにする。リンク先のコメントを見るためにはプラグイン不要にし、むしろ対象ページをFRAMEに入れる方式にする(これまた別の課題)。プロジェクトはオープンソースとし、すべてのコメントがInternet Archiveに保存される。オープンなAPIも提供されるので、デベロッパたちはもっと良いUIなどを作れる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))