無能な(or忙しい)人間管理職に代わって労働者集団を管理監督するソフトウェアロボットHumanoid

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Humanoid

世界の労働者たちよ、今日からは、ロボットがきみたちの上司だ。HumanoidというWebサービスが、きみたちを”ロボットが監督する労働者集団”に変えて、一人一人を時給5ドルで貸し出す。サービスの立ち上げは今日(米国時間11/2)だが、すでに配下には2万人の労働者がいる。

Humanoidを作ったのは、Speakertextというスタートアップだ。ここは、ソフトウェアと人力を併用して、オンラインビデオの書き起こし(トランスクリプト)を作る(本誌のビデオ入り記事TCTVもSpeakertextを使っている)。Humanoidの監督下に最初に入るのが、Speakertextの労働者たちだ。そして肩の荷をHumanoidに背負わせたSpeakettextは、企業向けのソフトウェア開発に専念する。Google Venturesが、数十万ドルのシード資金を投ずる(2月に同社はMitch Kaporらから60万ドルを調達したばかりだ)。

ファウンダたちは最初、Speakertextの人力部分としてAmazonのMechanical Turkを利用したが、その費用1ドルにつき、結果の校正に2ドルかかることを発見した。臨時社員やアルバイトを雇う、TaskRabittersやODeskersを使う、などいろいろやってみたが、結局最終的に、労働管理のためのソフトウェアを自前で開発するしかない、という結論に到達した。そしてそこから、Humanoidが生まれた。

Humanoidはまず、仕事の結果を労働者同士で互いにリビューさせる。次に、ボットを使って各労働者に”評判”を張り付ける。また、各人の仕事の正確さや疲労度などを数値化する。ボットは、労働者たちを試験するためにわざとエラーを投入したりもする。誰かがそのエラーに気づかなかったら、その人の仕事をほかの人に回す。

書き起こしという労働をする人材は、一部はMechanical Turkから、そのほかはネット上のいろんな、お仕事探しサイトからだ。Humanoidが全員を自動的に一括管理するので、ソフトウェアのデベロッパは自分のアプリに(ロボットに監督された)”人力”という要素を加えられるのだ。

ソフトウェアロボットの上級監督官、はたして、その成果はどうだろう?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))