Asana

Facebookの協同ファウンダが作ったAsanaはコラボレーションの進捗支援ツール

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ファウンダインタビュー: AsanaはWebアプリの利用がかえって仕事の負担になる現状を変えたい

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Asanaは、Facebookの協同ファウンダDustin Moskovitzがファウンダの一人として名を連ねるWeb上の生産性アプリで、それが今日(米国時間11/2)やっと、一般公開された。Facebookとは似ても似つかぬアプリだが、これまでの各種生産性ツールに飽き足らなかった人たちには、まさにこんなのがほしかった!、と思えるサービスかもしれない。

Asanaの名はこれまで、あちこちで見たり聞いたりしたから、とっくに稼働中のサイトだと思っていた方もおられるだろう。しかしそれは、Moskovitzと初期のFacebook社員Justin Rosensteinが、将来性の大きい(と思われる)Facebookを辞めてまで始めたスタートアップなので、各メディアがずっと注目していたからだ。

2009年の11月に同社は、 Benchmark CapitalとAndreessen-Horowitzから900万ドルを調達したことを発表した。同年の春には、エンジェル資金として、120万ドルを調達していた。そしてその時期から、同社は長い長い非公開ベータに入った。今年の2月には、窓のカーテンをちらっと開けて、中をすこし見せてくれた。それは起業から2年後のことだったが、それ以降今日まで、さらに開発とテストは続いた。ほんの数週間前にはUIを大改造し、そして今日やっと、正面ドアを大きく開いた。

この記事では、サービスの仕組みを大まかに説明するが、しかしAsanaは本来、ユーザがそのニーズに合わせて構成するツールなので、よく理解するためには実際に使ってみるべきだ。また、下のビデオは、基本的なことがよく分かるので、ご覧いただきたい。それでは…

初めてログインしたときには、あなたの目を奪うような目新しい機能などは何もない。そもそもこれは、会社で仕事の生産性を上げるために使うツールなので、セクシーでもない。しかし、ツールとしては強力だ。画面の下には、Asanaのいろんな使い方を示すビデオが数本ある。つまり、非常に多様なユースケースのありえるWebアプリなのだ。ファウンダたちと社員のKenny Van Zantが電話で説明してくれたところによると、社内のさまざまなインバウンド業務や、アジャイルソフトウェア開発で、すでに成功裡に使われてきた、ということだ。

Asanaには、チャットやステータスアップデートなどの機能はないし、同僚のプロフィール(履歴など)もない。つまりこれは、ソーシャルネットワークではなくて、むしろ、ネットワークを作って動かしていくためのツールだ。Asanaのファウンダたちの言い方を借りると、そのネットワークは、中心に仕事があるネットワークだ。

画面左サイドにあるのは、メインのナビゲーションバーだ。そこには会社の各種プロジェクトやタグ、そして社員たちのリストがある。トップにあるのは、今画面を開いているユーザ自身のタスクを表すアイテムで、そこから、今後の仕事のやり方を決めたり、それを協働している人たちに伝えたりする。

その右のメインパネルで、タスクを閲覧する。各プロジェクトのタスクの階層が表示され、その各ノードが同僚やチームに割り当てられている。一つのタスクをクリックすると、右に詳細情報のパネルが出る(そのタスクの担当者参加者、関連のファイルやメール、などなど)。

全体として気づくのは、Asanaがとても速いことだ。ファウンダたちによれば、なにしろHTML5のアプリをネイティブなみにすることに、こだわりぬいた。そして、その甲斐があった。キーボードショートカットは分かりやすいし、あちこちナビゲートしていくときに遅延は感じない。また、そのタスクの、またはそのリーダーの、メールアドレスを決めておいて、アプリの中からメールを送る/受信して読むことができる。Asanaの登録会員でない社員が仕事に参加するときも、この’アプリ内メール’により、メールを利用する。

サービスの利用料金は、30名までのグループは無料、それより大きいと課金される。なお、有料ユーザ用の特別機能も、いずれ提供される予定だ。

ぼくはAsanaを二日間いじってみたが、こいつはなかなかいいから、本誌のワークフローを管理するためにぜひ使いたいな、と思った。今はもっぱらYammerを使っているが、しかしこれは残念ながら、個々のタスクを軸とするコラボレーションを支えるツールではない。最初は使い方を勉強しなければならないが、しかしこのアプリは、デベロッパたちが細心の努力をして、丸一日がかりの教育訓練などしなくても新規ユーザがすぐに使えるように作られている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))