Mac、iPhone向け「公式クライアント」作者のLoren Brichter、Twitterを退社して次のステップへ

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twitter-for-iphone-appstore-badgeTweetieを生み出し、後にそれがiOS用公式ツイッタークライアントとして採用されるという経験をした才能に恵まれたクリエイターであるLoren Brichterが、Twitter社を去ることになった。Brichterのツイートによれば、このツイートの日を持って退社するらしい。今後については少し考えてみようと思っているとのこと。

BrichterがTwitter社に参加した経緯も一風変わったものだったし、その大もととなった部分について憤りを感じている開発者もいた。

まず2008年11月のこと。Brichterは彼個人の会社であるatebitsより、Tweetieというアプリケーションをリリースした。非常によくできたiPhone用Twitterクライアントで、短時間で多くの人の心をとらえることとなった。そしてBrichterは続く2009年、Tweetie 2をリリースしてこちらも大ヒットアプリケーションとなった。

そして2010年4月、Twitterはatebitsおよび同社のiOS用Twitterアプリケーションの買収を発表した。そしてこのatebits製アプリケーションは後にTwitter for iPhoneおよびTwitter for iPadとなった。また買収時点で開発中だったTweetie for Macも後にTwitter for Macとして世に出されるにいたった。

全体として良い話のようではあるが、いずれかのアプリケーションが「公式」と認められるのは、それまでにTwitterの成長をある意味で支えてきていた他のTwitter関連アプリケーション開発者にとっては痛いことだった。しかしTwitter社にとって、「公式」アプリケーションの不在は新規利用者の混乱を招くもとにもなり得ることだった。そこで自社製「公式」アプリケーションを持つにいたったのだ。そして確かに、Twitter社はiOS版に留まらず、Android版、Windows Phone版、およびBlackberry版でも「公式」アプリケーションをリリースした。

この点でBrichterに不満を述べる者もいるが、それはもちろんお門違いだ。Twitter社のマネジメントなどはBrichterが担当するところのものではない。Twitter社にとってはいくつも素晴らしいアプリケーションをもたらした人物であり、別れは非常に辛いものとなるだろう。

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(翻訳:Maeda, H)