Twitter、TwitPicとYFrogを抜いてTwitterのトップ写真サービスに

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Hosts of Shared Photos on Twitter

2011年8月9日はTwitPicやYFrogのようなサードパーティーのTwitter写真共有サービスにとって暗い日として記憶されることになった。Twitter本家がPhotobucketをホスティングのパートナーとして公式写真共有サービスを開始したからだ。

写真検索エンジンのSkylinesが発表した統計によれば、TwitterはTwitterプラットフォーム上の写真共有サービスでシェア36%を獲得し、トップの座を占めた。TwitPicが30%、YFrogは21%とシェアを低下させた。わずか5ヶ月前にはTwitPicが45.7%、YFrogが29.3%だったが、こうなっては大幅な差別化を打ち出すか、座して死を待つかの選択しか残されていない。

サードパーティーにとって事態が不吉な方向に動き出したのは3月にTwitterが独立のTwitterクライアントの開発を禁止したときだった。2010年4月に開かれたカンファレンスでTwitterの共同創業者のEvan Williamsは、「Twitterにとって写真はもっとも重要な要素だ」と述べてTiwtter自身がこの分野に進出するかもしれないことを初めて示唆した。しかしその後、TwitterはYFrogやPlixiなど他の写真サービスには写真分野への進出の以降を密かに告げたにも関わらず、トップのサービスのTwitPicには一切告げなかったという。

もう一つサードパーティーのサービスにとって決定的な打撃となったのは、Twitterが写真共有のAPIを公開すると発表したときだった。これによってアプリのデベロッパーはサードパーティーのサービスを利用することなく、写真の共有と保存に関してTwitter本体に直接アクセスすることが可能となった。そして止めの一撃が、公式の写真機能に加えて、サードパーティーのアプリも含めてツイートされた写真すべてをユーザーが見ることができるTwitterギャラリーがローンチされたことだった。

Twitter本体で簡単に写真を投稿し共有することができるのなら、TwitPicやYFrogの没落は決定づけられたようなものだ。Twitterの現在の優位性の大きな部分はiPhoneクライアントから来ている。TwitterのiPhoneクライアントはTwitterの写真サービスを通じて投稿される写真の42%、Twitterの写真全体でも21%を占めている。TwitterがAppleのiOS5に組み込まれたことも追い風となった。iOSのPhotosとCameraは合計するとTwitterの写真クライアントの7位となり、共有される写真の5%を占める。なお、Instagramは12%を占めている。

しかし、ユーザーの行動パターンは一夜では変わらないようだ。Skylineの分析によれば、10月下旬になっても1週間に2400万枚の写真がサードパーティーのサービスを通じてアップロードされている。TwitPicはAndroidデバイスで強い人気があり、Android端末から投稿される写真の39%を占めている。YFrogはBlackBerryデバイスに強く、その47%を占めている。

しかし、TwitPic、YFrogその他のサードパーティーのサービスはユーザーが徐々に消えていく前に、写真編集機能の拡張でもいいし、ギャラリーの面白い検索方法でもいいが、なんらかのユニークな方法で機能を強化し、差別化を図る必要があるだろう。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+