集団訴訟でApple敗訴―MagSafe電源コードの無料交換を義務付けられる

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magsafecharger

Apple製品の長年のユーザーなら、誰しも電源問題に悩まされてきたと思う。T字型のMagSafe電源ケーブルは非常に弱くて、すぐにねじれてしまう。そうなるとケーブルをひねり、ねじれを戻してから接続しなければならない。控えめに言ってもこれはイライラさせられる現象だ。しかしどうやらこの苦労とも近くお別れできるようだ。

Appleは裁判に負け、その結果、消費者に対してMagSafe電源ケーブルを無料交換するか、払い戻しすることが義務付けられた

2006年にAppleは電源ケーブルに磁石式接続という巧妙なアイディアを導入した。 これは電源コードに人がつまづくことによって電源ポートやMacBook自体を壊すことを防止しようとするものだった。ところが問題は―ケーブルを持ってひっぱったり安心してつまづいたりするせいかもしれないが―ケーブルとT字型ソケットの接続部分がすぐに傷んでくることだった。

理由が何であるにせよ、この部分の強度が足りなかったと認定されて、Appleは後始末をしなければならないことになった。Registerによれば、「損傷した60Wおよび85W MagSafe MPM-1電源アダプタを持つユーザーは、2012年3月21日までに代金の返還を受けるか、2012年12月31日までに代替品との交換を受けることができる」という。要するに、壊れた電源ケーブルをAppleストアなり公式Apple代理店なりに持っていけば、無料で交換してもらえる。しかし「偶然による損傷」の場合にはその対象にならないという点に注意が必要だ(この「偶然による損傷」はAppleが約款でstress relief損傷と呼ぶものによく似ているので、どう区別するのかに興味がある)。

最近のMac購入者の場合、MagSafe電源アダプタがL型をしているなら心配するには及ばない。ケーブルが簡単に傷むという問題は起きないはずだ。アメリカ以外の地域でのMacBookユーザーへの対応がどうなるのかは明らかになっていない。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+