ジャック・ドーシー:「起業家にとって一番難しいのはスタートを切ることだ」

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TwitterとSquareの共同ファウンダー、Jack Dorseyが、GigaOm Roadmapカンファレンスで壇上に立ち、まあいってみれば何でも屋だったという彼の体験について語った。

Dorseyは、彼自身と家族の起業にまつわる体験がいずれも、現在の彼のスタートアップ2社にとってのインスピレーションだったことを打ち明けた ― どちらも人間のコミュニケーションと業界から摩擦を除去すること。Dorseyが言うところの「『概念のがれき』を排除する」プロセスである。

Dorseyは以前から起業家の苦闘に共感してきた。彼の母親を例に挙げ、セントルイスで小さなコーヒーショップを営んでいたが、「スターバックスがやって来たら、あまりうまく行かなくなった」と語った。

次に持ち出したのが父親の話で、「Two Nice Guys」というピザレストランを同じくセントルイスで開店した。Dorseyの父と共同ファウンダーが人を雇い始めるた時、Dorseyいわく、ウェイトレストとはつきあわないと二人で約束したという。「最初に雇われたのは母だった」とDorseyは続けた、「だから父はビジネスから手を引くはめになり、私が生まれた」。

これらの話を手短かに述べる前にDorseyは、会社はもっと早くスタートして、反復を増やすべきだと語った。「あらゆる起業家にとって一番難しいのはスタートを切ることだ」。

Squareで気に入っていることの一つが、企業の立ち上げを手助けできることだと彼は強調した。「どの小売業者から見ても、すぐに商売を始められることは驚きだ。消費者と小売業者の境界線、即ちカウンターが見えなくなってくる。Appleに行くとわかるが、客は列に並ばないしレジの前で待たない。カウンターがないのだ。こうして摩擦が除去される。
Dorseyは、シリコンバレーのメンター文化も、その摩擦のなさが魅力だったと言う。「起業家なら誰でも私と会ってアイディアについて議論できる。これからスタートしようとしている人たちのために、われわれは何か新しく始めようとする人たちが気軽に会いに来られるよう、常に心がけておく必要がある。」

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(翻訳:Nob Takahashi)