iPodのデザイナーが設計した‘人工知能サーモスタット’が明日発売

次の記事

コンテンツ共有のためのプラグインを開発するShareaholicが190万ドルを追加調達

Nest Shipping

Nest人工知能サーモスタットは、予定の11月末よりも早く生産が始まり、GigaOmのRoadMapカンファレンスで今日(米国時間11/10)CEOのTony Fadellが語ったところによると、予約注文ぶんが明日発売される。家庭の暖房に革命をもたらすと期待される製品のため、最初の予定生産ロットは予約だけで売り切れになった。それ以降予約した人が入手するのは、2012年の2月だ。Fadellによれば、今は生産が追いつかないため、注文を受け付けていない。

カンファレンスでFadellは、同社の製品に盛られたイノベーションについて述べた。家の中の温度変化を分析して、熱が拡散するまでの時間を計算する。それまでに日が昇って部屋が暖まり始めたら、サーモが指定した時間に暖房がoffになる。また、人の動きを検知する機能により、その家が長時間留守(たとえば休暇旅行中)と判断したら、低温モードで動作する。

人が暖房器具を操作したことも検知できるので、たとえば、朝出かける前に人間が暖房をoffにして、夜またonにしたら、サーモはそのことを学習して翌日からはそのon/offを自動化する。Fadellの説明では、”AIと呼んでも決して誇張ではない”。実際に、チームにはCarnegie Mellon大学のAIのエキスパートが一人いるそうだ。

開発過程で何にいちばん苦労したかと問われたFadellは、既存の暖房器具との物理的インタフェイスだ、と答えた。暖房器具には半世紀の歴史があり、配線も電圧の規格もばらばらだ。それらへの対応が、いちばんの難関だった。明日からはカスタマサービスに、暖房器具との接続に関して、購入者からの質問が殺到することを、Nestは覚悟している。

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))