music hacks
Echo Nest
Drinkify

あなたの好きな音楽に合う飲み物は何だろう?–Drinkifyが教えてくれる

次の記事

ベータをメーカーと消費者にかぶせるGoogleの犠牲: LogitechがGoogle TVで1億ドルを失う

Screen shot 2011-11-11 at 10.11.43 PM

音楽と飲み物とくれば、友だちなどと一緒がいちばん楽しい。でも、曲やアーチストへの’献酒’となると、正しい飲み物がなかなか分からない。Barry Whiteを聞いているときは、何を飲むべきか? クールボアジエか? ぼくはどんな音楽でもFrescaだが、いろいろ凝りたい人もいる。そういう人は、音楽とスピリッツのベストマッチを求めるのだ。

先週、デベロッパに音楽関連のデータを提供しているThe Echo Nestが、デベロッパやプログラマやハッカーを集めた“ハックデー”をボストンで開催し、今音楽業界が抱えているさまざまな問題を解決するための、アプリや製品のコンテストを行った。

クールなハックがたくさん生まれたが、それらの中で本誌のウィークエンドネタとしてふさわしいと思ったのは、Drinkifyだ。このサイトは、あなたが今聞いている音楽に’合った’飲み物を教えてくれる。”Justin Bieber”と入力すると、このアイドルのヒット曲を聴いているときに、その歌が一層楽しめる献酒のための飲み物を教えてくれるのだ。この場合それは、8オンスのRed Bullだけど。ぼくなら“Shirley Temple”にしたと思うな、根拠は何もないけど。

とにかく、単純なサイトだ。デベロッパのMatthew OgleHannah DonovanLindsay Eyinkによると、最良のハックは人びとが好むものをテーマにすべきである。人間は個人的な問題を山ほど抱えているから、その一つでも、解決してもらえるなら嬉しいのだ。というわけで彼らは、そのときたまたま二日酔いだったのかもしれないが、飲み物を思いついた。彼らは、人に迎え酒をすすめるときのような…ジョークっぽい…リコメンデーションをやりたいと考え、かくして、Drinkify が誕生した(最初の名前は”Boozi.ly”だった)。

技術的な部分では、Drinkifyの作者が利用したのはEcho NestのAPIで、それを使ってアーチストや曲に関する情報を取り出した(速い曲か遅い曲か、など)。また、アーチストとアルバムの画像などは、Last.fmのAPIを使って入手した。さらに、Drinkify自身のデータベースも作った。それを元にもうすぐ、”世界初の酒のAPI”ができるかもしれない。これまでそんなAPIがなかったなんて、恥ずかしいことだ。

短時間のハッカソンで作ったアプリだから、完成度はまだ低い。アーチストと飲み物との組み合わせには、わりとつまらないのもあり、完全にナンセンスなのも中にはある。でも、SlayerEdith PiafBob Dylanあたりは、なかなかいいよ。Black Sabbathも、笑える(下の画像)。とくに最後の、”オリーブで飾る”がいかしてるね。

リコメンデーションの中にある”stirring speed”〔仮訳: 心臓の鼓動のスピード〕とは、そのアーチストのヒット曲のテンポのことだ。でもヒット曲がそのアーチストのすべてを表しているわけでは、ないけどね。

Drinkifyのファウンダたちによると、”自分の好きな酒(や飲み物)はこれだ”、とツイートしてくるバンドやアーチストもおり、そのほうが合うと思ったら、Drinkifyのリコメンデーションを変えている。うーん、アーチスト自身が変えられるようにしたら、どうかな。酒の広告に利用してもらう手もあるね、個人的にはいやだけど。

まだ不出来な部分もあるサイトなのに、Drinkifyは最初の3日間で500万を超えるビューを稼いだ。たしかに、やみつきになる要素はあるね。今のCarlo Rossi(安い大衆ワイン)状態から、高級メルローなみに洗練されたら、ほんとに大物サイトになるかもしれない。

あなたの感想や意見を聞かせてほしいけど、お願いだから泥酔状態で悪口のコメントを書くのはやめてね。

〔訳注: 原文のコメントには、Drinkifyのおもしろいリコメンデーションがいくつかリコメンドされている。〕

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))