Amazon、Kindle Fireのソースコードを公開

次の記事

Evernoteのエクステンション、Clearlyは広告やサイドバーを一掃して記事内容だけを表示してくれるすぐれもの

Christmas-Gifts-Ideas-Amazon-Kindle-Fire-Deals-2011

AmazonはKindle FireのAndroidベースのソースコードを一般公開した。こちらからダウンロードできる。サイズは相当に大きく、800MB以上ある。一般のKindleユーザーにとっては無縁のものだが、将来、Kindle FireのカスタムビルドのソフトウェアやROMのハッキングなどが期待できそうだ。

もちろんKindle Fireのソフトウェアにはオープンソースではない部分も多い。今回公開されたのはおそらく(まだ誰も詳しく内容を調べていない)、このデバイスのためにカスタマイズされたAndroid2.2のコードの部分だろう。

かなり古いバージョンのAndroidをベースにしている以上、今回のソースコードの公開で技術的に驚くような部分が発見される可能性は低い。しかし、カスタム・ライブラリーやAPIドライバを開発しようとするプログラマー、デベロッパーにとっては必須の情報が含まれているはずだ。もちろんオープンソース約款から除外されているAmazon独自のコードも大量にある。

サードパーティーのプログラマーが、Android OSとAmazonの独自サービスとの緊密な結合を、その微妙なバランスを崩さずに最適化、カスタタマイズできるかどうか、大いに興味深い。KindleFireの出荷後これほど早い時期にソースコードを公開したことについては、デベロッパー・コミュニティーに対して善意を示そうというAmazonの意欲を感じる。しかしだからといってKindleFireのカスタマイズが容易にことではない点には変わりない。たとえば、ルートを取るとストリーミングに障害が出るケースが以前から報告されている。

Fireでルートを取ることはすでに実現ずみだ。公開されたソースコードをベースにして何か意味のある開発が行われ次第、ここで報告しよう。Update:フォーラムの投稿をざっと眺めてみたが、多くのGoogleアプリ(GMail、Maps、Readerなど)がサイドロードすれば機能するらしい。ただしインストールで何らかの障害が起きるアプリも存在するようだ。

[via BriefMobile]

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+