green tech
green

Appleが中国における環境汚染の不安に応える

次の記事

500文字以下のメールサービス、ShortmailにiPhoneアプリができた

Image (1) greenapple.jpg for post 351499

Appleは昨日(米国時間11/15)、中国の5つの環境グループのリーダーたちに会って、汚染の懸念について話し合った。The Wall Street Journalの記事によると、Appleはグループに対して、同社が、環境規制に違反している疑いのある15社のサプライヤーの調査を開始し、うち11社の調査を完了したと述べた。

この会合の詳細を確認したのは中国の環境活動家Ma Junで、彼は北京のInstitute of Public & Environmental Affairsのディレクターだ。環境グループEnviroFriendsのディレクターLi Liも同席した。この二人のリーダーは、話し合いの結果について比較的満足しており、Appleが問題解決に向けて正しい方向に進んでいる、と見ている。

Ma氏はWSJに、Appleは、汚染を告発されている会社に矯正策の実行を求め、時限を与えた、と述べた。しかしLi氏は、Appleはそれ以上のことができたはずだ、と考えている。ただし、’それ以上のこと’が何であるかは明らかでない。Ma氏によれば、Appleはさらに、今後のサプライヤー契約に際しては環境問題を考慮に入れる、と言った。

Appleの広報は、例によってこの会合についてのコメントを拒否した。

汚染の懸念のほかに、Ma氏がAppleに対して持つ批判は、その透明性の欠如に関してだ。彼は、Appleは調査対象のサプライヤー企業の名前を挙げるべきであり、またそれらの企業自身も彼らが行っている矯正策を公開すべきだ、と感じている。”Appleは透明性という点では非常に後れており、汚染企業に問題に関し公開で説明責任を果たさせることもやっていない”、と彼は言った。

2月にはAppleのサプライヤーに関する2011年の年次報告書がリリースされ、その中でAppleは、有害物質の保存方法が適切でない工場等80施設と、廃棄物の処理やリサイクル方法が適切でない41施設に対し矯正策をとった、と述べている。しかしここでも、企業名や違反の内容は書かれていない。

透明性の欠如は、環境グループがAppleに対して共通して抱(いだ)く不満だ。たとえばGreenpeaceの2011年のAppleリポート(2011年11月)は、Appleのサプライヤー行動規約には、”サプライヤー企業等はAppleの規制物質明細書069-015と、特定物質の取り扱いや使用を禁止または制約しているすべての法令に従うべし”とある、と述べている。

しかしそこでGreenpeaceは、Appleとそのサプライチェーンとのあいだの、有害物質に関するコミュニケーションを評価することは不可能である、なぜならば、Appleはかんじんの規制物質明細書を公開しないからだ、と注記している。

Greenpeaceは、エネルギー利用、環境配慮製品、持続可能な操業など、すべての環境評価項目の合計点としてAppleに、10点満点中4.6点を与えている。Greenpeaceによれば、”Appleは、そのサプライチェーンの温室効果ガスの排出(GHG)を報告する際の、データの透明性を高め、化学物質の管理に関するサプライチェーンとのコミュニケーションに用いているドキュメントを公開するならば、そのほかの環境基準においてもより高い得点になったと思われる”、ということだ。

参考記事。〕

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))