Familiar

スクリーンセーバーでソーシャルピクチャーフレーム(+α)を実現するFamiliar(Pointcastを覚えてる?)

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Screen Shot 2011-11-30 at 1.35.29 PM以前Picadeeという名前で活動していたFamiliarが、プロダクトのベータ版をリリースした。非常にシンプルではあるが、非常に大きな可能性をもつものだ。数十億ものコンピュータスクリーンを未開のフロンティアとして、そこを舞台に大きな成長を遂げようと狙っている。

Familiarが何なのかを簡単に説明すればすなわち、「ソーシャル」を意識したスクリーンセーバーだ(なぁんだと思う人もいるかもしれないが、どうか続きを読んで欲しい)。Facebookで選択した相手や、メールで通知した人と写真を共有できるというものだ。今回リリースされたのはベータ版で、Familiarにアップロードした写真が繋がっている人々のスクリーンセーバーの素材となる。他の利用者がアップロードした写真とともに「The Shuffle」モードで次々に表示させたりすることができる。

写真を共有する際、デスクトップ版のアプリケーションをダウンロードして、そこに写真をドラッグ&ドロップでもっていくこともできる。あるいはFacebookのアルバム(Facebook Connect経由)、Flickr、あるいはPicasaと同期させることもできるようになっている。共同ファウンダーのMarcus Womackは、Instagramなどのモバイルサービスとの同期もできるようにしたいと述べている。

Womackは次のようにも言っている。「現在の写真共有のやり方は、思った以上に不便なんですよ。メールやFacebook,あるいはあちこちのサイトへのリンクが送られてきて、それを閲覧するという形なのです。Familiarを使えばこの作業をシンプルにすることができます。簡単に言えば、家族や親しい友人のコンピュータ画面に直接写真を送ることができるわけです。人によって写真の撮影、管理、共有のために使うアプリケーションは異なりますが、Familiarを使えばそんなことも問題になりません」。

Familiarで利用する写真が準備できれば、次に「Preferences」画面で「The Shuffle」モードにしてスクリーンセーバーとして動かすか、あるいは「Photos I Love」(写真と一緒に表示されている'<3’ボタンをクリックすることでセットする)モードにして壁紙として表示させることもできる。利用している友人が多い場合には、写真の点数を「Less/More」のスライダーで調整することもできる。

WomackはFamiliarの仕組みを写真以外にも応用したいと考えている。今回はホリデーシーズンのうちにベータ版をリリースしたいという考えで、まずは写真共有機能のみを持ったベータ版をリリースしたわけだ。

写真共有機能については、細かな共有オプションを指定できるようにして、さらにiOSやAndroidの画面でも使えるようにしたいと考えている。そして写真機能以外にもニュースや株式情報、スポーツ関連ニュースや天気予報などもシェアできるようにしたいとWomackは考えているのだ。携帯電話版Familiarは言わば「フォト・ウォレット」のようなものとしての利用を想定し、またiPad版では「フォト・マガジン」のような利用方法を想定している。「デバイスによってさまざまな利用方法が考えられると思うのです」と、Womackは述べる。

Familiarの発想は、ドットコム時代におけるPointcast以来のものだ。当時に比べて「スクリーン」の数は無限にと言って良いほど増えている。また情報の共有への指向も当時とは比べ物にならない。「デジタルスクリーンをみると毎回、そこに情報流通および情報共有の可能性を感じるんです」とWomackは言っている。

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(翻訳:Maeda, H)