HPのWhitmanの決断: WebOSタブレットを2013年に出す

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Meg Whitman | CrunchBase Profile

Hewlett PackardのCEO Meg Whitmanが今朝(米国時間12/9)、オペレーティングシステムWebOSの行く末をついに発表した。同社は、以前の発表では、PalmのWebOSをOSとするスマートフォンとタブレットの開発を中止すると声明していた。しかしこれまで、WebOSそのものの今後の扱いは未定だった。HPは今日、WebOSのコードをオープンソースにする、と発表した

本誌は、Whitmanと、HPの取締役の一人であるMarc Andreessenに、このニュースについて、とりわけ、それが同社にとって持つ意味について、話を聞いた。その席で彼女は、”WebOSはすばらしい製品だから、オープンソースにして、それに対して貢献し投資していくのが最良のやり方であると悟った”、と語った。”弊社は、コミュニティの力によってこれを、ほかのオペレーティングシステムよりもベターな選択肢へと育てていきたい”。

HPの今日の発表によると、デベロッパ、パートナー、HPの技術者、および他のハードウェアメーカーは、WebOSの現有強化バージョンや今後の新バージョンを市場に出してもよい。HPは、WebOSのアプリケーションフレームワークであるENYOもコミュニティに提供し、またユーザスペースのそのほかのコンポーネントについても、提供していく予定だ。

WhitmanがHPの社員に宛てたメモの全文が、ここにある。

では、タブレットとWebOSはどうなるのか? Andreessenによれば、オープンソース化したことによって、WebOSタブレットの未来が開けた。HPは、WebOSタブレットを開発する企業群のone ofになる。また Whitmanによれば、新方針による事業開始は2012年ではなく、2013年からになるだろう。彼女は数週間前にもその話をほのめかしたが、いずれにせよHPの将来のハードウェア製品の一部がWebOS搭載製品になることは、けっこうそそられる、おもしろいシナリオだ。

アップデート: HPの確認によると、Whitmanが2013年と言ったのは、HPがWebOSタブレットを発売する時期のことである。

HPが、携帯電話でWebOSの開発をやめたことはすでに周知だが、タブレットではこのOSに今後も賭け続けるようだ。この選択もまた、おもしろい。

Whitmanの計画では、2012年にはWindows 8タブレットを出す。”弊社は既存のタブレットエコシステムへの投資を続ける”。そして短期的には、”Windowsを重視するつもりだ”。

本誌のMatt Burnsが最近書いたように、それまでごたごたしていたHPは、Whitmanのリーダーシップの下(もと)ですっきりしてきた。舵取りを受け継いだ直後にWhitmanは、Personal Systems GroupをHP内にとどめると 決断した。そして同社は、第四四半期でウォール街の予測を上回る業績を上げた。

HPは消費者向け企業か、それとも企業向けか、という問題に関してWhitmanは、今後もその両方であり続ける、と考えている。彼女によれば、同社の企業力の源泉は、両方の製品分野で成功することにある。”そこらのごくふつうのおじさんでも、HPと言えばコンピュータ、って答えるわよ”、と彼女は言った。〔大衆的な企業イメージが広く根強いこと。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))