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ご近所ネットワークのEyelandを運営するオーシャンズが1億円を調達

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iOSのApp Storeのカテゴリにソーシャルネットワークというのがある。僕はここをたまにチェックするのだけれど、というのも次のソーシャルサービスでブレイクするものがあるんじゃないかと思っているからだ。昨年の秋創業のスタートアップのオーシャンズが提供するEyelandはそのうちの1つで、地域限定でチャットができるアプリである。今年の7月にリリースされて、4カ月で20万ダウンロードを達成した(現在は21万ダウンロード)。成長が必ずしも早いというわけではないけれど、一時期は無料アプリランキングの1位まで上り詰めたようで、そういう意味では健闘している。そして、現在はソーシャルネットワークのランキングの44位につけている。

チェックインして、マップからチャットしたい人を選んでチャットするだけというシンプルなもの。

このオーシャンズが新たに資金調達をしたことを発表した。今回調達したのは1億円で、ジャフコGMOベンチャーパートナーズの2社からである。今後はEyelandの開発スピードを向上させて、事業を拡大させていくという。

Eyelandが興味深いのは外部のソーシャルネットワークや電話帳にある電話番号だとか、メールアドレスだとかそういった既存のつながりとはまったく連携せずに、近くにいる人とチャットをするというシンプルな実装にある。「出会い」の要素はなくもないのだろうが、自分の素性を明かさずにチャットを楽しみたいというユーザーにとっては都合がよかったということなのだろう。

デイリーのアクティブユーザーは2万から3万と多いわけではないが、1日のチェックインが(このサービスは自分がいる場所にチェックインすることで利用が開始される)50万チェックインということなので、利用するユーザーは頻繁に利用していることがわかる。

ただ、チャットをする以外の目的でこのアプリを利用する価値はいまのところほとんどない。なので、今後はその地域のリアルタイムな情報が集まるような実装を考えているのだそうだ。これによって、チャット以外にも使えるようなものにしていく。

オーシャンズはインキュベーターのネットエイジ出身のスタートアップで、かつて日本のバイドゥで働いてた数人が集まって創業している。ネットエイジからはこの資金調達以前に500万円を得ていて、ネットエイジ代表の西川潔氏が社外取締役に就任している。