Facebook for Android、ついにデイリーアクティブ利用者数でiPhone版をリード

次の記事

サウジアラビア王子がTwitterに3億ドルを投資

Android FB Done 2 5Facebook for Androidが、初めてDAU(Daily Active Users)ベースでFacebook for iPhoneを上回ったというニュースをお聞き及びだろうか。Android版アプリケーションは、iPhone版アプリケーションよりも1年以上遅れた2009年9月2日にリリースされ、以来iPhone版の後塵を拝してきた。ちなみに両者ともにFacebook自らが手がけたアプリケーションだ。その両者がついに今週になってほぼ並んだとのこと。AppDataの調査によれば詳細に見るとAndroid版が5830万DAUで、iPhone版が5740万DAUになるそうだ。

ちなみにAndroidデバイスは毎日550,000のアクティベーション数で伸びており、「タイムライン」対応でもiPhone版に先行した。今後はAndroid版がiPhone版に対するリードを広げていくのではないかと思われる。

尚、Facebook for Androidの月間利用者数は8540万で、依然としてiPhone版の9910万MAU(Monthly Active Users)を下回ってはいる。しかし今現在の動向を見る際には、DAUや、あるいは繰り返し利用頻度を重視すべきだろう。Android版の方は68.2%が日々利用しているのに対し、iPhone版は57.9%ということになっている。つまり、Androidがより若い、Facebook利用頻度の高い層に利用されているということを示すのだろう。また、技術系の人もAndroidを使っている率が高いように思われる。iPhoneはファッションやステータスシンボルとしての意味もあり、熱心に端末をいじり回るという層とは異なるところに受けているという面もあるのだろう。

Android版がiPhone版を上回ったことについては、Facebookが公式iPadアプリケーションをリリースしたことの当然の帰結だとする意見もある。このアプリケーションは10月にリリースされ、今では550万DAUとなっている。サードパーティー製のアプリケーションから公式アプリケーションに移ってきた人もいるのだろうが、iPadを使っている人はやはりiPad用のアプリケーションに移動してしまったということはあるだろう。

また、Facebook for iPhoneが「タイムライン」をサポートしたのは12月8日のことで、それまでは利用者がHTML5版を利用していたということもあるだろう。一方でFacebook for Android 1.8.1はすぐに「タイムライン」に対応し、利用者を拡大したとも言えそうだ。ちなみに、AppDataによればFacebook for BlackBerryのDAUは2990万で、Facebook for Windows Phoneは360,000 DAUとなっている。

各アプリケーションの利用者数は、Facebookが今後、どのモバイルプラットフォームにより力を入れていくのかをはかる意味で重要だと思われる。ここ数年は、新機能はまずiPhone版に投入されていた。利用者数が多く、プライオリティが高かったせいだと考えられる。Androidアプリケーションの利用者がこの調子で増えていくのなら、「タイムライン」に続いて、今後もまずAndroid版に新機能が投入されるということもありえる話だ。(Update:また、これにより他企業もAndroid版に一層注力するという傾向を招く可能性もある)。さらにはこうした動きが、消費者の携帯端末選択行動に影響を与える可能性もあると思えるのだ。

ここからAndroid時代が始まっていくのかもしれないと感じている。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)