Kindle Fire、ディスプレイ性能テストでNookとiPad 2に敗れる

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すべてのLCDが平等に創られていないことはご存じのことと思う。同じサイズでも、さまざまな解像度、照明方式、表示駆動技術がある。Appleはこの点において先行しており、その製品には概して入手し得る最高の選択肢を採用するが、安価なブランドは値札を考えて低価格あるいは小さなディスプレイを選ぶ。Kindle FireNook Tabletがまさしくそれで、いずれも価格を下げるためには犠牲を払う必要があった。

しかし、DisplayMateが行ったテスト結果を見ると、Amazonは少々節約が過ぎたか、Fireをいち早く市場に出そうと急ぐあまり画質にはあまり関心を払わなかったのもしれない。

これが本当の問題になるようなものではないことをまず言っておくが、DisplayMateは、優れたディスプレイであるが、いくつか重要な問題があり、客観的に言ってライバルより一段落ちると指摘している。

Fireは「反射防止処理」が裏目に出たようで、このディスプレイはテストしたどのタブレットよりも反射率が高かった。周辺光(明るい部屋等)および直接光(真上の照明等)による反射は、iPadより有意に大きく、Nookの2倍以上だった。Nookは極めて反射率が低くさまざまな照明条件での読書に適している。こうした反射はコントラスト低下の原因にもなるため、文字を読む上でも有難くない。

またFireは、時代遅れのフォトギャラリーアプリを使っていて、ディスプレイの持ち24ビットカラーの能力を活かし切っていない。このため、濃淡の縞や色あせなど、高級デバイスに似つかわしくない結果を生んでいる。

後者はソフトウェアアップデートで修正されるかもしれないが(かつてNexus Oneにあった問題に似ている)、コーティングや材質の不備による反射はどうにもならない可能性が高い(初期ロットの問題でない限り)。多くの点でFireはNookとiPad 2のディスプレイと同等であるが、平等に見て他より出来が良くない。みなさんも可能であれば実際に目で比較して、その差が自分にとって問題であるかを確認した上で、もし基準に達していないと思えば、返品の理由になるはずだ。しかし、自分で見て問題がないのであれば、数パーセントの違いに惑わされる必要はない。

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(翻訳:Nob Takahashi)