vatican
popery
.xxx

ポルノ用.xxxドメインをめぐってバチカンが憤慨―「第三者がVatican.xxxを買った」―しかし多分勘違い

次の記事

EvernoteのClearlyエクステンション、Firefox版が登場

sadpope

アップデート: techcrunch.xxxを含めて多数の .xxx ドメインはICMの同一のプレースホルダ・ページに飛ぶ。下記のニュースはおそらくバチカン側でこの事情を知らず、「第三者がこのドメインを取得した」と勘違いしたものと思われる。しかし実際に第三者が取得に動き、失敗したことをバチカン側がつかんでいた可能性も残っている。当面、この件についてはかなり割引して話を聞く方がよさそうだ。

バチカンの広報担当者、Federico Lombardi神父は今日(米国時間12/21)、「身元不明の第三者がVatican.xxxドメインを取得した」と声明を発表した。この謎の第三者は名乗り出ていない。

サイト自体はプレースホルダで、「このドメインはreserved from registration」である旨表示されている。〔reserved from registratioは「登録保留(受付けない)」というの意味だが、バチカンの担当者は「reserved for registration=登録予約中」と勘違いしたのかもしれない。〕

ポルノサイト用に新設された.xxxドメイン名はさまざまな話題をまいているが、もしVatican.xxxなどというドメイン名が取得されたら最高におかしい。企業や組織は自己のブランド名を含む.xxxドメインを防衛のために多数取得しているものの、とてもすべてをカバーしきれていない。

.xxxというトップレベルドメイン(TDL)の予約受付は9月に開始され、ポルノ業者、ドメイン名転売業者が取得に動いている(ブランド名を保護したい一般企業はブロックの申請が可能)。

Vatican.xxxを取得したのが誰かについてはまったく情報がない。上記の通り、DNSはICMのレジストリに飛ぶ。誰か敬虔なカトリック信者が教会防衛のために入手したのかもしれないし、機を見るに敏なポルノ業者、転売業者が触手を動かしたのかもしれない。バチカン自身はもちろんこのドメインを取得していないとしている。

ちなみにvatican-sluts.xxxとかbuy-pills-vatican.xxxとかいったバリエーションはICM登録除外ドメインのページに飛ばないので誰でも取得可能なのだろう。DisneyにせよIBMにせよ、.xxxドメインで自分の名前を一切使われないようにするのはおそらく不可能だ。とはいえ、企業にとっては代表的な.xxxドメイン名のブロックを申請しておくのは賢明かもしれない。

.xxx問題については、後で恥ずかしい思いをしないようIT部門の意見をよく聞いてみる方がよいだろう。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+