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iPodの設計者が作ったNestサーモスタット, その中身がすごい

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Nestのサーモスタットは、ゴージャスでエコフレンドリーな電子製品だ。でも、きみのママがいつも言うように、”大事なのは中身よ”。ママも、Nestの中身を見たら満足するだろう。内部も、すっきりとした外見と同様に、ビューティフルだ。249ドルのサーモスタットは高いかもしれないが、Spark Funに投稿された分解写真を見ると、こんなお値段になるのも当然と思える。しっかり作られているだけでなく、本格的な高性能プロセッサと通信機能を搭載している。ちょっと大げさに言うと、Nestはこの種の家庭用電子製品の設計レベルを、一挙に大きく上げてしまった。

SparkFunの写真をスクロールして見ていくとよく分かるが、Nestは設計も製造も細部にすごくこだわっている。配線やコネクタの位置などは、どれも慎重に考え抜かれている。いい加減に置かれたようなものは、まったくない。設計者のTony FadellはかつてiPodを設計し、その後数年間にわたって磨き上げた人物だから、それも当然だ。

NestのメインのPCBには、思いがけないチップが並んでいる。中央の大きいのはTIのSitara AM37x ARM Cortex-A8で、LinuxとAndroidとWindows Embedded CEが動く。画像プロセッサPowerVRコアにより、OpenGL ES 2.0もサポートされている。ZigBee SoCもあるが、これは未使用。Nestの今後の製品と、ZigBeeで通信するのだろう。

FadellがSarah Lacyに説明したところによると、Nestはユーザの行動から学習し、その家庭の慣行に基づいて温度調整ができるようになる。そのためには相当な処理能力が必要だが、Nestにはスマートフォン用の強力なCPUが載っている。空き高は多いが、それは機器の信頼性向上のためと、将来の拡張用のスペースだろう。

Nest Labsは、最初のロットがすぐに売り切れた。次のバッチは来年で、値段は同じく249ドル。家庭の冷暖房をインテリジェントにコントロールすることから得られる節約の額は、この製品の高いお値段をカバーしないかもしれないが、でも、これだけすごい’中身’を持ってる家庭用電子製品はめったにないから、ぼくなんかは買って壁にかけただけで、満足するだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))