Microsoft自身もIE6の逝去を祝う

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Internet Explorer 6といえば数しれぬバグ、貧弱な機能のくせにゴキブリのようにしぶとく生き延び、デベロッパーにとって絶えざる頭痛のタネになってきた。しかしさすがのIE6もアメリカではついに死に絶えるときが近づいてきたようだ。これに喜んでいるのは他ならぬMicrosoftだ。

Windows Teamブログの記事で、IEのマーケティング責任者、Roger Capriottiが「Net Applicationsの最新の調査によればInternet Explorer 6のアメリカにおけるシェアは1%未満となった」と書いている。そうなったのはアメリカが最初ではない―オーストリア、ポーランド、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェイではすでに1%を切っている。しかしなんといってもアメリカは市場規模が桁違いに大きい。アメリカに加えてチェコ、ウクライナ、ポルトガル、フィリピンも1%を切ったという。

Microsoftが自社製品の死をむしろ祝っているように見えることに不審を抱く読者もいるかもしれないが、 MicrosoftがIE6を安楽死させようと努力を始めたのはだいぶ以前からのことだ。MSはわざわざIE6 Countdownというサイトを作って、世界のユーザーにもっと現代的なブラウザの使用を勧めてきた(Capriottiによれば、このサイトの訪問者は延べ275万人で560万ページビューを記録したという)。デンバーのウェブデザイン会社、AtenDesign Groupが2010年にIE6の葬儀を営んだところ、Microsoftから生花と弔辞が届いたことがあった。

もちろんMicrosoftとしては古臭い時代遅れのIE6のユーザーが最新版のIEにアップデートしてくれることを望んでいるわけでが、どうもそういうことにはなっていないようだ。StatCounterNetMarketshareの最近の調査によれば、IE全体のシェアは2011年の1月から12月までの間に51.87%から59.22%へとダウンした。同期間にGoogleChromeは11.41%から19.11%へと着実にシェアを伸ばしている。

Update: 誤解のないよう念を押しておくが、アメリカにおけるシェアが1%未満となったのはIE6であって、IE全体ではない。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+