今年はデータスタートアップが伸びそうな気配: Kloutに次いでNext Big Soundが$6.5Mを調達

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2012年はまだ始まったばかりだが、すでにデータ中心型のスタートアップが2社、資金調達を発表した。まずKloutがシリーズCのラウンドを終えたことを認め、今回は音楽データを集めているNext Big Soundが$6.5M(650万ドル)のシリーズAをこれから発表する。TechStarsの2009年の卒業生であるNext Big Soundに今回資金を提供したのは、IA VenturesとFoundry Groupだ。同社はこれを機に、本社をこれまでのコロラド州ボウルダーからニューヨークに移す。

Next Big Soundは、バンドの人気や音楽ファンの対話的行動の内容を、Facebook、Twitter、YouTube、Last.fmなどなどのソーシャルなサイトで調べ上げる。同社の顧客のレコード会社等には同社のダッシュボードが与えられ、彼らはその上で、ファンたちのバンドとのエンゲージメントの様子、それらとアルバム売り上げ(ネットダウンロードも含む)やラジオ放送との関連性など、重要な経営データをチェックできる。音楽業界のためのKloutとも言えるが、細かい仕掛けがたくさんある。料金は1アーチストあたり1か月79ドルで、大手レコード会社2社が顧客だ。同社はBillboard上に、アーチストたちの将来性を示すチャートを二つ持っている: The Social 50とNext Big Soundチャートだ。

IA VenturesのRoger Ehrenbergが言うには、”Next Big Soundは売上数百億ドルという音楽業界に高度なビジネスインテリジェンスツールを提供している。彼らはオープンなデータと独自データを組み合わせて見事なデータ視覚化と分析を作り出し、広告費などプロモーション費用のROIの最大化のための指針を企業の意思決定者たちに提供している”。彼は、このようなプラットホームはほかの業界にも応用できる、と考えている。

現在の音楽業界は、オンラインで起きていることを知らなければ盲目に等しい。Next Big Soundは彼らにソーシャルなダッシュボードを提供して、各バンドの人気の動向を判定させている。ソーシャルミュージック(音楽のソーシャル化)という新しい世界においては、データが音楽提供企業の生死を決する。

 

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))