Lending Library
KDP Select

Amazon Kindleの電子書籍レンタルは月に30万冊へと急成長

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Amazonは電子書籍レンタルサービス、Kindle Owners’ Lending Libraryについて新しい情報を公開した。それによると、このライブラリーには現在7万5000タイトルの書籍が登録されているという。Amazon Primeに登録しているKindleの所有者はLending Libraryに登録された本を月に1タイトルだけ無料で借り出すことができる(期間は無期限)。

Amazonは最近KDP(Kindle Direct Publishing) Selectという年間予算600万ドルの基金を設け、独立の著者や版元が本のレンタルから収益を得られる仕組みを作った。KDPに参加した著者や版元が、発行後少なくとも90日間Kindleストアに独占販売権を与えた場合、その本はLending Libraryに登録され、KDP Select基金からの支払いを受けることができる。

Amazonによれば、ユーザーは去年の12月にKDP Selectから30万冊(29万5000冊)を借りだしたという。 12月分として割り当てられた50万ドルの基金からKDPの著者・版元は借り出された本1冊当たり1.7ドルの支払いを受けた。Lending Libraryの利用が好調なのでAmazonでは1月分に20万ドルのボーナスを追加し、総額を70万ドルとした。

KDP Selectに参加している著者の上位10人は12月に基金から総額7万ドルの支払いを受けた。これは同時期に同一タイトルの販売から得られた印税に対して30%の上乗せとなった。これらの著者が12月に受け取った合計額(販売額に対する印税とレンタル料金に対する報酬)は11月に比べて449%という驚くべき伸びをみせた。KDP Selectのトップ10の著者にはCarolyn McCray、Rachel Yu、Grabarchuk一家、Amber Scottらが含むまれている。

11月時点ではKindle Lending Libraryには5000タイトルしか登録されていなかった。KDP基金の創立によってAmazonは大幅なタイトル数のアップに成功したことになる。Amazonはこのニュースリリースで「独立の著者、版元はKDP Selectに参加することによって収入を増やす機会が与えられる。今後ユーザーがさらに多くのタイトルを借り出すことができるよう、Amazonはより多くの著者にKDP Selectへの参加を勧めていく」と述べている。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+