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えっ? AppleのiBook教科書はたったの8種類?

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Appleは今日発表したiBooks 2アプリと、それを使う新しい教科書によって、教科書市場への参入をうかがっている。Appleのことだ、きっと教科書業界を再発明しようとしているのだろう。

まあしかし、たぶん今日(米国時間1/19)ではない。iPadを立ち上げて最新バージョンのiBooks(Appleの書籍アプリでiTunesとは別の専用ストアがある)にアップデートすると、Appleが公開したばかりの新しい教科書の一覧を見られる。8冊全部の。そう、新フォーマットの教科書は〈たった〉8種類しかない。生物学が2冊、 E.O. WilsonのLife On Earth、それと幾何学、物理学、化学、代数、環境科学が各1冊だ。

もちろん、今後増えるのは間違いないが、8冊とは発表時としては寂しい数字だ。これらの本はファイルサイズも巨大で、それぞれ約1GBある。私が試してみたiPad 1をクラッシュさせたものもある(手近にあったのがそれだったのだが、iPad 1でも教科書は使えるべきだと思うだろう)。新しい教科書には、かっこいい対話機能があり、文をマークしたり、メモを取ることもできて魅力的だが、どれもごく標準的なものだ。

大いなる疑問は、集まったパブリッシャーたちが果たしてiPadをデジタル教科書の販売手段として本気で考えているのか、それとも単なるテストなのかである。今後のタイトル数の増え方を見れば、答はすぐにわかる。何千、さらには何万種類を、ごく短期間に揃えなければ、変化を起こすことはできない。

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(翻訳:Nob Takahashi)