Ubuntu 12.04のヘッドアップディスプレイはメニュー方式のGUIに別れを告げる?

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Ubuntuとその新しいインタフェイスであるUnityについて記事を書くと必ず、ネガティブなコメントが殺到する。使えない、大嫌い、コンピュータ史上最悪の製品だ、などなど。ぼくはそれらを見て、それほどがっくりもしないが、Ubuntu Linuxを提供しているCanonicalにとって、Unityの採用は一つの試練になってしまった。とくに不評なのは、アプリケーションのメニューを画面上部のグローバルなバーに置いたことだ。また多くのパワーユーザたちは、Unityはマウスに依存しすぎだと批判した。そこで、Ubuntuの“ユーザ説得係”を勝手にやっているMark Shuttleworthが昨日(米国時間1/24)、Unityの新機能であるヘッドアップディスプレイ(Head-Up Display, HUD)を紹介する記事を書いた。

Shuttleworthによると、テストの過程で分かったのは“ユーザが大量の時間を、アプリケーションのメニューの利用に費やしている。それは、アプリケーションの機能を知ったり、何かのアクションをするためだ”。そこで問題のヘッドアップディスプレイ(HUD)の目標は、メニューというものを最終的になくしてしまうことだ。メニューの階層を次々とクリックしていくのではなく、ユーザは検索ボックスに必要なコマンドをタイプする。そう聞くと、えっ!?と尻込みしてしまう人も多いと思うが、下のビデオでその例をいくつか見てほしい:

たしかに、”undo”とタイプするのは、HUDの利点を説明する好例ではないが、でも重要なのは、”CTRL+Z”というキーボードショートカット(ホットキー)をおぼえられる人はそんなに多くない、ということだ。だから、とにかく、自分がやりたいことを検索ボックスにタイプするほうが、メニューの多重構造をナビゲートしたり、謎のようなキーの組み合わせをおぼえるよりも、結果は早いのだ。Shuttleworthも曰く、“ホットキーはまるで頭の体操だが、HUDは思考の自然な流れだ”。Unityのマウス過依存を嫌ったパワーユーザにとっても、使いやすいキーボードインタフェイスは歓迎だろう。

Shuttleworthによれば、HUDの長期的な目標は、完全な音声認識だ。つまり、”undo”とタイプしなくても、“アンドゥー”としゃべれば目的が達せられるようになる。

読者のみなさんは、コメントを書く前に、HUDに関するShuttleworthのブログ記事をじっくり読んでいただきたい。あなたの2分間を投じる価値は、十分にあると思う。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))