グリー決算発表、2012年6月期Q2は前四半期から36%成長して好調ぶりをアピール

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グリーは前四半期(2012年6月第2四半期、2011年10月から12月)も売上と利益がともに好調なことを発表した。売上高で415億2,900万円、営業利益で225億3,500万円で、前四半期に比べてそれぞれ、35パーセント、36パーセントの伸びを示している。

特に有料課金の収入の伸びが大きく、第1四半期から39パーセント伸びて、382億900万円だった(残り33億3,800万円は広告メディア収入)。この数字はライバルのDeNAの2011年7月から9月の売り上げを大きく超えている(DeNAの前回の決算発表では2011年7月から9月の四半期売上は約347億円、うちmobageによるソーシャルメディアの売上は310億円)。DeNAはまだ今回グリーが発表した同時期の四半期の決算発表を行っていないため、単純に比較はできないが、DeNAの売上の伸びが少なければ、グリーが売り上げでDeNAを超える可能性もある。ただ、それはDeNAの決算発表が予定されている来週2月7日まではわからない。

グリーは今回、通期の売上高、利益も上方修正している。2012年6月期は前回発表では、売上高が1,300億〜1,400億円だったものが、1,600億円〜1,700億円に、また利益は600億〜700億円から800億〜900億円と発表した。これは現在の国内ベースの数字で、海外の売上については、織り込んでいない。代表取締役社長の田中良和氏は国内でもまだまだ伸びる余地はあると説明する。

なお、最近消費者庁がグリーなどソーシャルゲーム関連企業に対して、なんらかの通達をするのではないかという観測がながれているが(これによって株価が下がっている)、今回の決算発表の冒頭で、田中氏は「グリーではすでに消費者庁の方針にそって、無料で利用できるサービスとして具体的な内容、表記などで適切に対応している」とし、グリーの担当部門が消費者庁にサービス内容を説明したところ、現在のところ問題はないと回答されていると聞いていると説明している。

グリーは2012年の4月から6月の間に世界で統一したプラットフォームをリリースすることによって世界で共通の展開を目指している。現在、グリーは世界に9つの拠点を構えている。