友達が近くに来ると知らせてくれる位置情報アプリ、Highlightは「チェックイン不要」

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位置情報ベースモバイルアプリの大きな特徴は、実生活で意識して探していなかった何かを見つけられることだ。しかし、私の経験上そういうことはあまり多くない。チェックインする必要があったり、テク業界以外の友達が参加していなかったり、いろいろな障壁のために、要するに使うのを忘れてしまうのだ。

それを変えたのがHighlight、iOS用の新しい〈受動的〉位置情報アプリで、共通の興味を持つFacebook友達が近くにいると知らせてくれる。先週このアプリが公開されて以来、今は大会社にいる古い友達や情報源と再会したり、たまたま近くに住んだり働いている知り合いを見つけたり、職場で私の背後に忍び寄るブロガー友達に気付かされたりした。私の体験は、ファウンダーのPaul Davisonが他のユーザーから聞いている話と概ね一致している。

詳細に入る前に、Highlightと他の無数の位置情報アプリとの違いを言っておきたい。一見、どうということのないアプリだ。iPhoneにインストールして、Facebookでログインしたら、あとは普段の生活を続けるだけ。チェックインは存在しない。代わりに、Facebook友達や、友達の友達や、共通の興味を持つ人(Facebookページに「いいね!」をした人)が近くに来ると、通知が表示される。通知をクリックすると相手のFacebookプロフィールの写真や、共通の友達、興味などを見ることができ、メッセージを送ったりコメントを書くこともできる。

Facebookのソーシャルグラフとスムーズな共有体験の組み合わせによって、他に類を見ない自動的な発見が得られる。これまで見た中で最もこれに近いのがSonarで、共通点のあるFoursqureユーザーを見つけてくれるが、それでもチェックインは必要だった。Josh Constineが紹介記事に書いたように、恐らく、あらゆる位置情報関連サービスはいずれHighlightの方向に集約されるのだろうが、現時点ではこのスタートアップがすばらしいスタートを切ったと言える。

Davidsonが教えてくれた、ユーザー事例をいくつか紹介する(【訳注】抜粋)

名前を思い出す:これは強力な利用例だ。あるユーザーがコーヒーショップで知人を見かけたが、名前を思い出せないので顔をそらしていた。するとHighlightがポップアップして、その人が誰でどういう知りあいなのかを知らせくれたので、声をかけることができた。

近くにいる友達を見つける:あるユーザーが夫とディナー中、Highlightが同じレストランの反対側に親友がいることを知らせてくれた。おかげで一緒に食事をすることができた。

緊急打ち合わせ:「ある人と打ち合わせのメールを何週間もやりとりしていたところ、今日Highlightで相手から通知が来て近くにいることがわかった。すぐにコーヒーを飲みながら打ち合わせをした。あれはすごかった。」(ユーザーの声)

同僚を知る:「同じ職場の人たちの名前を覚え、もっとよく知るために使っている人たちがたくさんいる。3ヵ月間廊下であいさつしている相手に名前を聞くのは難しいものだ」

過去のつながり:古い知りあいと近くですれ違ったことを知る。会うことはなかったが、アプリ上で懐しさを語り合った。

来訪者が近づいた時:友達を待っている時、近づいたことを知らせてくれる。

カンファレンスで:カンファレンスで、互いの仕事や共通の友達を知るをに便利。

【訳注:現在このアプリは日本のApp Storeでは購入できない】

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(翻訳:Nob Takahashi)