Snapjoy、Flickr写真を「救出」するFlickraftサービスを開始(利用者殺到で現在休止中)

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Flickraft写真関連サービスを提供しているSnapjoyが、なかなか面白いプロモーションを開始した。Flickrの利用者を自分の方に引っ張り込もうとするもので、どうやらプロモーションは成功したようだ。ただ、少々成功「しすぎ」てしまったらしい。

Y Combinatorの出資するSnapjoyが目指すのは、写真を一括して保管しておくオンラインレポジトリとしてのサービスだ。もちろん昨今のことであるので、共有機能もいくらか用意してはいる。これはすなわちSnapjoyが(Yahooの所有する)Flickrや、(Googleが所有する)Picassaと競合関係にあることを意味する。しかしSnapjoyはこれだけに飽きたらず、Flickraftというサービスを通じて、より直接的な競合関係に入ることを決定したようだ。このサービスの目的は「沈みつつある」Flikcrサービスから写真を「助けだす」ことだ。助けだすために利用するのがFlickraftで、簡単な操作でFlickrからSnapjoyに写真を移すことができる。

但しこのサービス。動き出して数時間のうちに提供停止となってしまった。今はメールアドレスを登録しておいて、サービス再開のアナウンスを受け取ることができるようになっているのみだ。Flickraftのページには、次のような説明が掲載されている。

約2時間ほどの間に、250,000件もの写真がFlikcrからSnapjoyに移されました。しかし利用しているAPIが動作しないようになってしまい、サービスの提供を中断することといたしました。FlickrのAPI利用上限におさまるようにと努力していたのですが、サービスの反響があまりに大きく、私たちの予想を大きく超える規模でAPIが利用されてしまったということになったようです。

つまりどういうことなのでしょうか。現時点に限ってみれば、Flickrから写真を引っ張ってくる機能を使うことはできません。現在、サービスの再開に向けて鋭意努力をしている最中です。

Snapjoyの共同ファウンダーであるMichael Dwanにメールをすると、もう少し詳しい話を聞かせてくれた。

APIキーは予告なしに利用できなくなってしまいました。システム的には、1時間あたり3600コールの制限を超えないように作りました。しかし写真のインポートを行う人が増えてしまって、より正確な制限を課す前に、制限値を超えてしまったようなのです。

制限に達したからと、突然にAPIを利用することができなくなったのには驚きました。APIの利用は完全に不可能になったのか、それとも一時的なものなのかどうかもわかりません。新しくAPIキーを新たに取得することも考えましたが、それが不正利用であると反映されてしまっても困る話です。Flickr側に連絡を取るにはサポートフォーラムを利用するしかないらしく、現在担当者に直接話をする方法を探しているところなのです。

こちらからもYahooにメールをしてコメントを求めてみた。PR担当者によれば、今回の件については現在調査中であるとのことだ。詳細がわかればまたお伝えすることとしたい。
[image via TheNextWeb]

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(翻訳:Maeda, H)