Path:非通知にて収集した利用者のアドレスブックデータ、全削除を完了

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pathPathは投資家であるMichael Arringtonの言葉を受け入れたようだ。

Pathは、利用に明示的に説明することなくアドレスブックデータをアップロードしていると報じられ、大いにプライバシー面からの非難を受けることになってしまった。共同ファウンダー兼CEOのDave Morinの謝罪はあったが、問題についての数多くの議論が巻き起こることとなった(とくにAppleのポリシーに違反しているわけではないことも、むしろ問題を大きくした)。問題には複雑な面もあったが、Pathに投資しているArringtonの提案はシンプルだった。すなわち「いったん全てをクリアにしろ」(Just nuke all the data)というものだ。

さまざまな議論やArringtonの注文を受けて、MorinはまさにArringtonの言う通りの方策をとった旨をブログで報告している。集めたデータは害のない用途に用いていた(知り合いがPathを使い始めた際に通知する)し、データアップロードをオプトイン方式に修正したバージョンも用意したそうだ。しかしそこには留まらず、Morinは次のように述べている。

個人的な情報をシェアするかどうかは、所有者が決めるべきことであるとPathは考えています。そして私たちは考えを行動で示すべきだと考えました。そこでプライバシーに関する私たちの考えを示すため、これまでに収集したコンタクト情報の一切をサーバ上から削除致しました。皆様からの信頼を回復し、Path上の情報については、完全に利用者の方々のコントロール下にあることを認識して頂きたいと考えているのです。

Arringtonが言うように、Pathは利用者からの許諾に基づいてすぐにもデータを再収集することになるだろう。データを共有して有効活用したいと考える利用者も多いだろうからだ。しかしそれではあっても、いったんすべてをクリアするというのは、象徴的な意味を持ち効果的だ。「私たちは間違いを犯しました。私たちはもう一度やりなおしたいと考えています」というメッセージが利用者に伝わることになるだろう。

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(翻訳:Maeda, H)