Facebookのタイムライン、一般適用から1月―MySpace、Yahoo News、Pinterestその他サードパーティー・アプリがトラフィック増

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「Pinterestって素敵よね!」―Facebookからの訪問者1日200万人のなんと97%が女性

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昨年末、タイムラインを全ユーザーに公開したのに続いて、Facebookは サードパーティー・アプリのタイムラインへの投稿を許可した。これにより、さまざまな事項が新しい順に表示されるスクラップブックともいうべきタイムラインにPinterest、Yahoo News、Fab、Wall Street Journal、Wasington Postその他のアプリからの情報が掲載されることになった。こうしたアプリのユーザーは読んだ記事や写真、デザイン、その他なんでも記憶しておきたい対象をタイムラインに残せる。

デベロッパーにとってこのことはどんな影響をもたらしただろう? Facebookから最初の情報が入ってきたが、 それによるとタイムラインはトラフィックを増加させる効果をもたらしているという。特に非ゲームアプリに効果が顕著だ。

Facebookとアプリのトラフィック・モニタ・サービス、AppDataが発表した月間および1日のアクティブ・ユーザー数の統計をもとにいくつかのアプリについて実例を検討してみよう。ただし、この数字はすべてがタイムラインによるものものではなく、他のFacebook連携機能によるものも含まれている。

その昔、Facebookの主要ライバルだったMyspaceは音楽中心のサービスとなるべく新たな方針を定め、Facebookをサインインと共有のツールとして採用した。タイムラインの公開後1ヶ月でFacebookアプリの訪問者は90万から160万に増加した。MySpaceは昨年12月、約2ヶ月前に新しい音楽プレイヤーをローンチしてから現在までに100万人が新たにユーザー登録したとしているが、その大半を占めるのがこのFacebookアプリで増加した70万人であるようだ。

Yahoo Newsは読者がFacebookタイムラインで読んだ記事を共有できるようにしたところ、月間アクティブ・ユーザーが620万から1580万に増加した。MySpaceの場合、1日のアクティブ・ユーザー数の増加はわずかだったが、YahooNewsでは100万から200万へと大幅に増加した。Yahoo Newsは昨年さまざまな方法でFacebookとの連携を図っている。両社によれば、2000万人が毎日YahooNewsで読んだ記事をFacebookで共有しているという。

話題の写真共有サイト、Pinterestはタイムラインとの連携に理想的なサービスだったと判明した。ともかくこのサービスは「写真をスクラップブック」ことを本質としている。Pinterestに投稿したアイテムがタイムラインに表示されるようになって、Pinterestは月間1000万、1日当たり200万のアクティブ・ユーザーを獲得した。AppDataの統計を見ると、どちらの数字も1月でほとんど倍増している。もちろん、この成長にはユーザーにしつこくメールを送るなど、Pintererstが用いる各種の巧妙なユーザー獲得手法も大いに貢献している。

DiggRockmeltなどいくつかのソーシャル・ニュース・サービスもタイムラインの導入で順調な成長を見せた。

ニュース以外ではソーシャル・eコマースのPayvmentがShopping Mallアプリのユーザーを大きく伸ばした。月間アクティブ・ユーザーは70万から130万へと1月で倍増した。Payvmentによれば、タイムラインは同社のFacebook広告インプレッションの9%を占めるに過ぎないが、50%ものレファラルを生成しているという(Facebookティッカーがさらに40%を生成)。デザイン・サイトのFabも小さいながら成長を記録した。

Facebookが新規事業について繰り返す決まり文句のとおり、タイプライン・アプリは文字通りまだ生まれたばかりだ。トラフィックや売上の増加を狙うデベロッパーは、人々が強い関心を注いだ事項をリアルタイムで共有していくこのニュース・サービスを詳しく研究し、効果的な利用法を考えるべきだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+