Facebook、中小広告主向けコンサルティングサービス、Start To Successをオフラインにも拡大

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Facebook Start To Success

関心ターゲティング? スポンサー広告?  企業はソーシャル広告という新しい分野で成功を収める方法を一から学ぶ必要に迫られている。 そこでFacebookとしても収入を順調に増やし続けるためにはソーシャル広告についての企業教育が欠かせない。Facebookに初めて出稿する広告主に向けて現在2つの教育的プログラムが用意されている。

FastTrackは大企業から中企業が対象で、数多くのベストプラクティスに基づいた個別の広告コンサルティングを行う。これに対してStart To Successはスモール・ビジネスに対して、専門家が電話サポートを行い、50ドル分の無料広告枠をトライアル用に提供する。 広告主がFacebook広告の仕組みをよく理解すれば安心して広告費を注ぎ込むようになるだろうというわけだ。

世界的大企業の多くがテレビ、新聞、雑誌、オンライン・ディスプレイ広告からソーシャル広告に重心を移しつつある。しかし適切な助言が得られなければ無駄な投資が増えるだろう。従来のバナー広告や検索広告で培われた技術ガそのまま流用できるとは限らないからだ。最初の試みが失敗に終われば、その広告主はソーシャル広告全般の有効性に不信を抱きかねない。

FastTrackはこの問題に対し、大企業に対してメディアレップの役割を果たし、予算管理、ターゲティング、さらにはクリエーティブ面まで助言する。われわれの聞いたところでは、Facebookは多数の大企業に「飛び込み」でメールを送り、「1対1で広告コンサルティングを行い、強力な分析ツールやノウハウも提供する」と売り込みをかけているという。

一方、膨大な数のロングテールを構成するスモール・ビジネスの場合、大企業とは違って試行錯誤によって学ぶような余裕はない。少額でも払った金に見合う結果を求めるものだ。スモールビジネスが感じるであろうリスクを減少させ、安心してFacebook広告をテストできるよう、StartTo Successプログラムでは、50ドル分の無料広告枠を提供すると同時に4週間の電話サポートを行う。

Facebookはアメリカ商工会議所、NFIB(な)全米独立企業連盟)と提携し、Small Business Boostでのコンサルティング・セミナーなどを通じて広告主の啓蒙活動をオフラインにも広げていく方針だ。

一方、デベロッパーもプラットフォームの利用に関する教育、サポートが足りないことに不満を抱いている。われわれはデベロッパーからFacebookが先ごろ公開したOpenGraphやモバイル・アプリについての技術情報が極端に不足しているという苦情を聞いている。これに対してFacebookは昨日(米国時間2/14)、ロンドン、ストックホルム、テルアビブでMobile Platform Global Hacks Roadshowを開催することを発表した。

こうしたプログラムはもちろん有用ではあるが、簡単にスケールを拡大するわけにいかない。Facebookはデベロッパー、広告主に対する情報提供を大幅に拡充する必要がある。各プログラムの戦略的位置づけ、概要紹介、ビジュアルなフローチャートなどを分かりやすく提供していかねばならないだろう。Facebookは広告主とデベロッパーの仕事を助ける必要がある。なんといってもFacebookに収入をもたらすのは彼らである。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+