2011年第4四半期のスマートフォン市場はやっぱりAppleのiPhoneが席巻(Gartner調べ)

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HTC、LG、Nokiaといった有力な携帯電話メーカーが軒並み売上の減少に悩まされている。もう携帯電話は売れなくなったのだろうか? いや、そうではない。消費者が皆iPhoneを買ってしまうためだ。

今日(米国時間2/15)、Gartnerが発表したレポートによれば、2011年第4四半期のスマートフォンの販売台数は1億4900万台、対前年同期比で47.3%のアップとなった。シェアトップは他ならぬAppleのiPhoneで、Gartnerは「2期連続で縮小していたスマートフォン市場を救った」と評している。

モバイル・デバイス市場全体を見ても、スマートフォン化に一層の拍車がかかっている。Gartnerによれば、2011年第4四半期の世界のモバイル市場の販売台数の3分の1をスマートフォンが占めた。レポートはさらに2012年にスマートフォンはさらに成長を続け、39%に達するだろうと予測している。これに対してフィーチャーフォンは7%の成長は7%前後にとどまるという。

さらに途上国の市場でもスマートフォンが力強い成長を遂げているのは驚くべきことだ。アメリカ、イギリス、日本など先進国の市場では少し前からスマートフォンの販売台数がフィーチャーフォンをすでに上回っているか、上回りつつあるかしている。

プラットフォーム: 個別ハードウェア・メーカーを離れてプラットフォームとして見るなら、GoogleのAndroidがさらに優位性を拡大中だ。全スマートフォンの50%を占め、対前年比30%の成長だ。それ以外ではAppleのiOS、Samsungのbadaだけが成長を続けているスマートフォン・プラットフォームだ。MicrosoftのWindowsPhoneプラットフォームも含めて他のプラットフォームはすべて急激なシェアの落ち込みを見せている。

Apple: アメリカとヨーロッパでの驚異的なiPhoneの売上を受けて、Appleは世界最大のスマートフォン・メーカーとなっている。第4四半期の全スマートフォン市場に占めるシェアは23.8%、台数にして3550万台だ。

Appleはまた世界第3位の携帯電話メーカーでもある。 1位、2位のSamsungとNokiaははるかに安価なフィーチャーフォンも多数製造しているのに対してAppleはスマートフォンのみであることを考えればますます驚くべき業績だ。

ただしGartnerは「前期にはユーザーが長らく待ち望んでいた新モデル、iPhone 4Sが登場したことの影響が大きい」と述べ、 Appleがこれほどの好成績を来期も維持できるとは考えていない。

負け組: LG、Sony Ericsson、RIMにとっては悪いニュースが続いた。新たにGoogleの傘下に入ったMotorolaも同様だ。先進国市場でAppleとSamsungに負けた上に、途上国市場ではZTEやHuaweiのような新興メーカーとの価格競争にさらされている。

100ドル以下のスマートフォンは将来大きく成長する分野だ。RIMが返り咲きを狙うならこうした市場に参戦する必要がある(これに対してAppleは低価格市場には興味がなく、したがって販売奨励金による価格引き下げ競争の必要もない)。

Nokiaはどうしてる? 全携帯電話市場では依然として他を引き離して首位を守っている。マスコであれこれ言われているほど業績が落ち込んでいるわけではない。シェアは23.4%と昨年同期の27.1%から低下したものの、第4四半期の売上はフィーチャーフォンを中心にきわめて好調だった。しかしスマートフォンのシェアは大幅な落ち込みを見せた。SamsungはAndroid製品と独自badaOSのフィーチャーフォンを武器に全携帯電話のシェアで19.4%とさらに差を詰めてきた。bada OS.

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+