ネットショップに運転資金を貸し付けるKabbageが宅配大手UPSと提携して商品発送情報にアクセス

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オンラインの商業者に運転資金を提供しているKabbageが今日(米国時間2/15)、でっかい契約を発表する。この、アトランタに本社を置くスタートアップが、運送業の超大手UPSと提携し、それにより前者は後者が持つ出荷や発送のデータを、貸し付け審査のための情報の一環として利用できるようになる。

Kabbageは主に、銀行の融資を受けられないような中小のインターネットショップに資金を貸し付けている。融資の可否を審査するために同社は、それらのショップの売り上げや信用の履歴、サイトのトラフィック、顧客から寄せられるリビュー、価格や在庫などを、競合他社と比較しつつ独自の技術で分析する。ショップが自分のKabbageアカウントに前もって付け加える情報により、審査がより有利になることもある。 KabbageはeBayなどにも売掛金の前払いという形の融資を行っており、審査〜承認の過程は迅速で、合衆国全域から利用できる。

Kabbageがこれから利用できるUPSのデータは、商業者の売上〜商品の発送に関する量的情報であり、その“活況”の程度を融資判断の材料とする。同社によると、UPSが荷物の追跡以外で配送に関する情報を他社に提供するのは、その130年の歴史において今回が初めてである。

Kabbageの協同ファウンダMarc Gorlinの説明によると、KabbageとUPSの提携によりKabbageは、小企業の商品発送情報が分かるようになり、彼らへの運転資金貸し付けの件数を従来よりも増やせるだろう、という。

今回の提携関係の一環としてUPS Capitalが、Kabbageに対して、同社の小企業向け貸し付けの原資として、融資の形で資金を提供する(額は非公開)。Kabbageの現在の顧客は1万社あまりのeコマース企業であり、同社は最近新たに、$12M(1200万ドル)の融資資金と$17M(1700万ドル)の株式投資資金を獲得した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))