Web閲覧全体におけるWindowsのシェアが至近の半年で10%落ち込む

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iOSブラウザのマーケットシェアに関する先日の報告に続いて、広告ネットワークChitikaは今日(米国時間2/17)、モバイルコンピューティングが従来のWeb閲覧傾向に与えている影響に関する、調査の結果を発表した。2011年8月から2012年までの同社ネットワークのトラフィックを調べることによりChitikaは、Web閲覧行為全体におけるWindowsのマーケットシェアは10%近く減少したと述べている〔上のグラフ+本記事最後の原著者注記〕。

Chitikaが分析したのは、およそ12万のサイトから成る同社ネットワーク上の、数億にものぼる広告到達数のデータだ。大きな標本サイズではあるが、あくまでもChitikaのネットワーク上の数字であることに、留意する必要がある。より正確なデータを得るためには、複数の広告ネットワークを対象とする、より大規模な調査が必要だ。

にもかかわらずこのデータは、Chitikaがこの前指摘した、iOSのWebトラフィックがMac OS Xのそれを上回ったという情報と並べてみると、なかなかおもしろい。同社が今回の調査で主張するのは、モバイル上のWeb閲覧が増えたためにWindowsのシェアが落ち込んだ、とする説だが、前回の報告と合わせると、Web閲覧においてモバイルがPCを食っている、ということになる。しかしそれはもしかして、2011年における、タイの洪水被害などによるPCの減産が影響しているのかもしれない。ご存じのようにあの洪水により、相当量の部品供給が滞ったのだ。

しかし、個々の調査データにありがちな、ぶれや誤差を勘案してもなお、われわれが“ポストPC”の時代に入ったことはほぼ確実だろう。たとえば今月初めには、Canalysのアナリストたちが書いた記事が、コンピューティングにおける二つの大きな変動を指摘している: ひとつはスマートフォンの出荷量が初めてPCのそれを上回ったこと、そして第二は、iPadをPCに含めた場合には、Appleが世界最大のPCメーカーになったことだ。

というわけで自社ネットワークに限定されるChitikaの今回の調査結果も、より大きな全体的トレンドを再確認するものだろう。決して、小さなニッチの特異現象ではない。

原著者注記: * 上のグラフでは2011年8月(78.3%)から2012年2月(71.4%)までで6.9%の減少だが、調査データに見られる同期間の最高と最低の差は9.66%となり、丸めると10%になる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))