ニュース

Friendsheet:ザッカーバーグも認めたPinterest風Facebook写真ブラウザ

次の記事

このiPad記事も何千ドルも広告料を稼ぐだろう

Friendsheet Screenshot Done

ほんの手慰みで作ってみたらしいサービスのFriendsheetが、月間60kユニークビューから突如として24時間で150kユニークビューへと大変身を遂げた。Facebook CEOのMark Zuckerbergが本サービスを「いいね」と評価したからだ。このFriendsheetというのはFacebook Connectを使って、フィードに流れてくる写真をPinterest風に表示するものだ。作者のZach Alliaによれば、FriendsheetはAmazon S3上で運用しているとのこと。そうでなければZuckの評価を見たフィード購読者たちが押し寄せて、一気にサービスダウンという惨状を招いてしまったことだろう。

Pinterestと違う面もたくさんあるのだが、ただ画面いっぱいにミディアムサイズの写真を並べて見るというのは、結局一番標準的なスタイルなのだろう。

Facebookでは、ニュースフィードは1つずつ、利用できる画面幅全体を使って流れてくる。これは文字情報を流すのには適している方法だろうが、しかし写真を見るのには少々余計でもある。またひとつずつの写真をずっと下の方までスクロールしてみなければならないのはなかなか面倒くさいこともでもある。横方向にもいくつも写真を並べるPinterest風レイアウトは、ビジュアル系コンテンツを閲覧するのには最適な方法と言って良いだろう。そこでFriendsheetでも同様のインタフェースを採用し、それゆえ非常に見やすいものとなっているのだ。

また、Facebookはニュースをフィードする際には「関連」する情報のみを流すためにEdgeRankアルゴリズムを使っている。これによって友人の投稿した写真も多くフィルタリングされてしまっている。Friendsheetでは、誰が一番親しい友人なのか等の情報にはアクセスしない。と、いうのもフィルタリングせずとも大量の写真をすばやく表示することができるので、関連性などの概念によってフィードを制限する必要もないのだ。友だちになったことを忘れていたような人からの写真を発見して、懐かしく思い出すこともあるかもしれない。

このFriendsheetは1月に提供を開始した。画面上から「いいね」評価をしたりコメントを書いたり、あるいは共有することもできるようになっている。また写真はクリックで拡大表示もされる。さらにはFriendsheet内からFacebookに写真をアップロードすることもできる。また自分自身の写真のみを表示させることもできるし、あるいは特定の友だちタグのついた写真のみを閲覧することもできる。

もちろん、このFacebookコネクトを使って実装ししたHTML5のウェブアプリケーションがFacebookやPinterestの「競合」となるようなことはない。Facebookのコンテンツにちょっとした付加価値をつけて再利用するだけのサービスだ。また、他から集めてきた写真や自分のアップロードした写真を独自にまとめて提示するというPinterest風の機能もない。しかし、本サービスが人気となって、多くの利用者がFacebook上で標準形式の写真を見るのではなく、こちらのサイトに流れていくようなことになれば、やはりこのFriendsheetも買収ないし人材引き抜きの対象となってくるかもしれない。

尚、作者のAlliaにとって、これが最初のヒット作というわけではない。2008年にはFree Giftsというアプリケーションを産んでSGNに売却している。ちなみにこのFree Giftsを後には安く買い戻してもいる。今後については今回の写真表示アプリケーションをiPadのネイティブ版として開発したいと考えているようだ。またHTML5版の方も手を加えていくとのこと。「Pinterestな感じをFacebookに持ち込みたいんですよ。仕事ととしてというよりも、自分自身の経験として開発を楽しみたいですね」とAlliaは述べている。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)