Interest List
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Facebook、ニュースフィードにリスト作成、購読機能を導入―Twitterに対してさらに攻勢を強める

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Facebook Interest Lists New Feature

今日(米国時間3/8)、Facebookはパワーユーザーと熱心なTwitterファン向けにInterest List〔日本版では単に「リスト」〕をローンチした。

ユーザーは今日から関心のある相手のリストを作ったり購読したりできるようになった。リストに載っているユーザーのページや公開投稿が専用のニュースフィードで読める。リストは友だちが作ったものを利用してもいいし、メディアや有力ユーザーによる「お勧めリスト」も今後数多く公開されるだろう。

この機能は数週間かけて全ユーザーに公開されていく予定だ。ユーザーはブランド、セレブ、トレンドのリーダーなどをフォローする際に有力な管理手段を得ることになる。この機能のリリースはFacebookがソーシャル・グラフの世界でのTwitterの優位性を堀り崩そうとうする努力の試みの一環だ。リスト機能はすでに普及しているフィード購読と合わせてTwitterの長期的成長を危うくする可能性がある。

リスト機能にはホームページの左サイドバーからアクセスできる〔サイドバー最下部の「趣味・関心」の「もっと見る」をクリックするとトップに「+リストを作成」ボタンが表示される〕。リストをクリックすると、通常のニュースフィードとは異なり、そのリストの構成メンバーの記事だけからなる専用ニュースフィードが表示される。対象はFacebookページとフィード購読を許可しているユーザーの公開投稿だ。リストを編集できるのはリストの作成者だけで、リストは非公開、公開を選択できる。公開された場合、他のユーザーが購読に利用することができる。

Facebook自身もビジネス、スポーツ、ライフスタイルなどの一般的な分野についてお勧めリストを作成しているが、もっと分野を絞ったリストも作られている。NFL Teamsには全米プロフットボール・リーグの所属チーム、選手、スポーツニュースなどのページが網羅されている。2012 Presidential Candidatesには大統領選挙の候補者、選挙運動ページ、政治ニュースなどが集められている。

「+リストを作成」ボタンをクリックすると作成補助のウィザードが開く。ここには「いいね!」したページ、購読中のフィード、友だち、アート、エンタメ、ゲームなどのカテゴリーが表示され、アバターをクリックすれば選択される。実はこの機能はページのタイムライン化の際に一瞬公開された。Facebookはすぐに隠してしまったが、われわれはそこで何らかのリスト機能が準備中であると推測していた。

ただ、こうしてリストを作ってみても、ほとんどの記事はどっちみちメインのニュースフィードに表示されるわけだ。たまにしか見ないようなリストならわざわざ作る必要もないことになる。この問題を解決するにはメインのニュースフィードに表示された記事はリストのニュースフィードには表示されないようにすればよい。Twitterの場合、ニッチはリストを購読するのはけっこう便利だ。このリストのツイートはメインのストリームには表示されない。Facebookもこれにならうか、少なくともそういうオプションを用意すべきだと思う。

Facebookでは「この新機能によってユーザーが関心を持つ情報がテーマごとに見やすく整理されます。関心リストでFacebookからカスタム化された新聞を作れます」と説明している。つまり攻勢をかけている相手にはTwitterばかりでなくFlipboardやNews.meなどのニュース・アグリゲータも含まれるわけだ。

この分野への参入では後発となるもののFacebookの膨大なユーザーベースを考えると、関心グラフの分野でもTwitterに対する優位性は大きい。さもなければTwitterに加わるはずだったFacebookユーザーもフィード購読とリストがあれば十分だと考えてしまうかもしれない。Twitter では最新のニュースをどこよりも早く知ることができる。しかし2つのソーシャルネットワークを使いわけるのは面倒だと思うユーザーの数は多いだろう。

Facebookの購読リスト を試してみたいならTechCrunch Listをどうぞ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+