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陸軍がジオタギングの危険性を警告

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一般市民にとって、写真やチェックインが自動的にジオタギングされることは便利かもしれないが、軍にとっては致命的な過ちになることがある。2007年には、新設のヘリコプター編隊の写真にジオタグが付いていたためにその基地が砲撃され、数機が破壊された。それが、さらに運悪く、野戦病院や兵舎の写真だったことも、大いにありえるだろう。

そこで陸軍は、この件に注意を促すための記事を掲載したが、それは軽い読み物のような文体なので、この問題に対する真剣な対策はまだまだのようだ。記事は単なる警告であり、問題の性質によっては、厳しく取り締まるより情報を広めたほうが効果的、という場合もあるのだろう。

戦場の兵士が交戦中にチェックインしたり、子どものために防衛施設の写真を撮ったりはしない、と考えられがちだが、実際には前線でも写真はどんどん撮られている。下士官や従軍記者、国防総省の調査員、軍需企業の社員などなどが写真を撮り、それがどこかに投稿される危険性はつねにある。今や共有の広がり方は迅速で、これから“そこ”を攻撃するのに十分間に合う時間内に伝播することもありえるから、ジオタグの付いた写真の共有がもたらすリスクは深刻だ。

軍が兵士や軍周辺の人たちの使うデバイスを制限する力は、限られている。場所に対する立ち入り禁止令も、完全に成功することはない。しかしソーシャルメディアの利用を兵士の注意義務に含めれば、リスクは最小限に抑えられるだろう。今やソーシャルメディアの力と到達範囲はとても大きいから、戦術的配慮の一環として取り扱われても当然なのだ。

それに、位置の共有がリスクと見なされていても、一方では軍は、スマートフォンを兵士の標準装備に含めようとしている。つまりスマートフォンは、兵器でもあるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))