だれもがネット上でDJになれるTurntable.fmが四大レコード会社と契約

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ソーシャルミュージックプラットホームTurntable.fmの最大の魅力は、誰もが出入りできる“部屋”で、誰もがDJになって音楽を鳴らせることだ。でもスタートした半年前には、彼らはFacebookが敵になるとは思わなかっただろう。今年のf8でFacebookは、Turntableふうの音楽共聴サービス+チャットを立ち上げ、しかもSpotifyやRdioのような大物と組んで一般公開した。そのときのTurntableは、にっこり笑って、“どうぞどうぞ”と言ったと思うが、でも今日(米国時間3/13)の同社は対抗のための大砲を並べた。今日のSXSWで、Sony BMG、Universal、EMI、Warnerというレコード業界の“ビッグフォー”との提携を発表したのだ。

去年の夏にロンチしたTurntableは、またたく間にファンを増やし、またテク系メディアもこぞって同サービスを取り上げた。しかし初期の騒動が収まると、そろそろ経営安定のための策を講じなければならなくなった。どうやれば、Facebookに対抗できるのか? 大手レコード会社の承認がなければだめだろう、とみんなが思った。そして今日やっと、その心配が解消した。9か月にわたる、厳しい交渉を経て。

提携の噂を最初に報じたのは、CNETのGreg Sandovalだ。そして今日、会長のSeth Goldsteinがそれを確認した。Goldsteinによると、Turntableは1年足らずでユーザ数100万と突破した(モバイルとPCの計)。最初はWebだけだったが、9月にはiPhoneアプリをロンチし、それがユーザ数の急増に貢献した。

Goldsteinが本誌の前編集長Erick Schonfeldに語ったところによると、交渉が長引いたのは、同サイトにおける音楽の聴かれ方が、過去に類似例のない独特のものだったからだ。Turntableのリスニングルームでは、DJをやる人と単なる聴衆とでは、音楽との関係が違う。だから、ライセンスの枠組みも変えなければならなかった。

長年、レコード会社はスタートアップに対して厳しくて冷たい存在だったが、でもErickが指摘しているように、むしろ今では、彼らはソーシャルな音楽プラットホームを重要なマーケティングチャネルとして重視している。これからは、スタートアップとレコード会社が協力して次のスターたちをお披露目し、またライブのイベントなども開催していくことになる。

ErickのSethへのインタビューは、ここにある。

最新情報が入り次第、この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))