Facebookが「イベント作成」機能をリニューアル―スピーディーになってオプションも増えた

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SXSWミュージック・フェスティバルの開催に合わせてFacebookはイベント作成のインターフェイスをアップデートした。

今までより必須入力フィールドの数が減り、ユーザーが新しいイベントを作成するのがスピードアップされた。同時にプライバシー設定のオプションが増えた。また招待された側が質問したり、目立たせずに招待を断ったりできるようになった。この改良でFacebookユーザーはグループ・メッセージよりもイベント機能による招待を内輪の集まりにももっと気軽に使うようになるだろう。SXSWミュージック・フェスティバルもFacebookのイベント機能を大々的に使っている。

FacebookイベントのエンジニアBob Baldwinは「新しいイベント機能ではユーザー体験をSMSやメールで誰かを招待し、その答えをもらうプロセスにもっと近づけた」とFacebookの解説ページに書いている。グループ・メッセージの普及で素早く回答を集められるようになったためFacebookイベントは反応が遅く見えるようになっていた。今回の改良でSMSなみのスピードを回復したといえるだろう。

イベントの作成するために場所の入力は必須ではなくなった。管理者は名称、日時、プライバシー設定を入力するだけでとりあえずイベントが作成できる。日時や場所は後で補完できる。Baldwinは「何か集まりを計画しているが場所や日時はまだ決まっていないというときに大変便利だ。たとえば「土曜日に誰かといっしょに映画を見にいきたい」などという場合だ。今回の改良でイベント機能を周知のためというより企画の段階から使うことができるようになった」と書いている。

グループや友だちリストを作る場合と同様、Facebookはユーザーが過去に誰を招待したか(それに加えておそらく場所も)考慮して、招待相手の候補を表示する。表示された候補はワンクリックで招待リストに追加できる。うっかり誰か大切なメンバーを招待し忘れるのを防止するのに非常に便利な機能だ。

また今回から複数のユーザーが同一の相手に招待を送れるようになった。 たくさんの友だちから招待がくれば、それだけ自分の参加が期待されているのだと分かるだろう。招待された側が受諾するか断るかすると、招待者に通知が来る。招待者は「欠席」の返事がウォールに表示されないように設定できる。誰もが喜んで参加してくるような雰囲気にできるわけだ。

Facebookイベントのウォールは出欠だけでなく、Facebookグループのウォールと同様、関係者がコメントを投稿できるようになった。たとえば参加者が「何か飲み物を持参しましょうか?」と尋ね主催者が「ウィスキーを頼みます」と答えるなどができる。ただし忙しいユーザーはこうした補足通知の表示をオフにもできる。

Facebookイベントは中規模までの集まり、たとえば賑やかな誕生パーティーなどには標準的なツールとなっているが、Facebookではさらに柔軟性を加えることで突発的な小さいイベントや数千人規模の参加者が見込まれる大規模なイベントにも利用範囲を広げようとしている。最初のセットアップの簡素化は小さいイベントでの利用を促進するためで、通知をオフにできる機能は大規模イベントに利用した場合に大量の出欠メッセージが関係者のウォールに流れるのを防ぐためだ。イベント機能の強化でFacebookはオンラインだけでなく現実世界での人々の交流もさらに促進する存在になっていくだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+