日本のGREE、初のアメリカ製欧米向けゲームタイトルを発表

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Zombie Jombie Screenshot 10

時価総額59億ドルの日本のモバイル・ゲームの巨人GREEが国際市場への攻勢を本格化させてきた。今日(米国時間3/15)、同社として初のアメリカで制作された欧米向けゲームタイトルが発表された。

古くて新しいゾンビー・テーマで“Zombie Jombie”と呼ばれるこのゲームは人類と戦うゾンビーの視点でプレイする。プレイヤーは他のゾンビーを支配する力のあるスーパー・ゾンビーになる。スタイルはいわゆるトレーディング・カード・ゲームで他のゾンビーを表すカードを多数集めて友だちとその数や強さを競う。

ユーザー同士でも、ボス・ゾンビーとも戦えるし、アメリカ国内であれば遠く離れた場所のプレイヤーとも戦える。

このゲームはGREEの国際化にとって試金石となるだろう。Zyngaのようなアメリカのゲーム・プラットフォームと比べるとGREEの利益率は異常なほど高い。GREEの利益率はZyngaの3倍(クレージーだ!)となっている。 昨四半期だけで 415億円(4億9780万ドル)の売上に対して127億円(1億5270万ドル)の利益を計上している。この数字は前年同期のほぼ3倍だ。 これに対してZyngaは同期に3億1120万ドルの売上に対して3720万ドルの純益を上げているにすぎない(企業買収に伴う費用を除外)。

GREEは日本国外でもこうした驚異的な利益率と成長を再現できるのだろうかが注目される。

GREEはモバイル・ゲームのプラットフォームであると同時にゲームを内製もしているという点が独特だ。AppleやFacebookなどアメリカのゲーム・プラットフォームは絶対に自らゲーム・タイトルを制作しない。GREEがアメリカのゲーム・プレイヤーの趣味、感覚を十分に把握しているかどうかは不明だ。しかしGREEはこれまでシリコンバレーで屋外広告看板まで買って積極的に求人を行い、アメリカでヒットする製品づくりを目指してきた。また最近サンフランシスコに40,000平方フィート(3700平米)のゲーム・スタジオを開設した。

さらにGREEは内製ゲームだけでなく、サードパーティーのゲームを集めた世界的なプラットフォーム化を狙っている。AppleやFacebookがサードパーティーから売上の30%を徴収するのに対してGREEは15%を得る。同社はこの世界的ゲーム・プラットフォーム構築の準備のために昨年1億40万ドルでモバイル・ゲームのネットワーク、OpenFeintを買収している。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+