iPadのディスプレイはやはり「過去最高品質」という分析結果

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Appleは(製造しているのはSamsungだが)、新iPadのディスプレイは「モバイル史上最高の品質」と断言しているわけだが、DisplayMateの詳しい分析の結果もそれを裏付けるものとなったようだ。

新ディスプレイはこのサイズのものとして最高の鮮明さであり、色の再現性もほとんど家庭用HDTVより優れているという。もちろん多少の欠点はあるし、なによりiPadは単なるディスプレイではない(購入すべきかどうか判断する際には多くの要素を考慮に入れる必要がある)。とはいえ、iPadのディスプレイに関する限りAppleの言い分は誇大でないとわかったのは参考になるだろう。

詳細に興味があるなら直接レポートを読むことをお勧めする。結論だけ簡単にまとめれば、全体的品質はきわめて優れている、色の再現性、鮮明度も文句なし、現行のあらゆる同種のディスプレイと比較してもこれに優る製品は発見できない、ということだ。ただし、ディスプレイそのものの性能ではないが、バッテリー駆動時間だけは少々問題がある。輝度を最高にした場合、新iPadはiPad2より2時間半ほど駆動時間が短い。しかし輝度を中程度にした場合はiPad 2とほぼ同等となる。

一方、プロセッサーの能力はAppleが主張するほどスーパーではないようだ。いくつかのベンチマークテストを総合すると、A5Xはある種のグラフィックス能力では優れているものの、最新のクアドコアのTegraチップには劣るという結果になった。もっともベンチマークの結果が現実に体感されるパフォーマンスに直結するわけではない。今のところ「誰が西部一の早撃ちガンマンか?」というような論争を始めてもあまり意味はなさそうだ。

デザインや出版の分野に対してディスプレイの能力向上が及ぼす影響について以前記事を書いたが、 Samsungのライバルもできるだけ早くこのレベルに追いついてAsus、Motorolaその他のデバイスに供給して欲しいものだ。そうなればディスプレイの品質から話をユーザー体験などもっと本質的な分野に向けられるだろう。

リンク先レポートはiPad 2、新iPad、iPhone 4Sを詳細に比較テストしている。ディスプレイについてはiPad 2をB、新iPadをA、iPhone 4SをA-と評価。〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+