人気ソーシャルゲーム、Draw SomethingのOMGPOPにZyngaが買収提案(GREE、DeNAも?)

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Draw Something Screenshots

最近大ヒット中のソーシャルお絵かきゲーム、Draw Somethingの運営会社、OMGPOPに対しZyngaが買収を提案しているという情報が事情を直接知る立場にある情報源からもたらされた。交渉はまだ初期段階で、私の理解するところではZynga以外にもOMGPOPの買収を望んでいる日本企業が存在するもようだ。

問い合わせに対してZyngaは「噂や推測にコメントはしない」と答えるに留まった。OMGPOPがこれまでに1700万ドルの資金を調達していることを考慮すると、買収価格は1億5000万ドルから2億5000万ドルが提案されているものと思われる。OMGPOPのCEO、Dan Porterに対して先週、「GREEまたはDeNAから買収提案を受けているか?」と質問するメールを送ったが、これにも回答は来ていない。

成功すれば、これはZyngaにとって過去最大の企業買収となる。過去のZyngaの買収は主に人材獲得を狙ったもので、金額は500万ドルから1500万ドルと比較的小規模だった。しかし2010年後半にWords With FriendsのNewtoyを5330万ドルで買収したのは大成功だった。この価格は今から考えれば非常に安かった。Newtoyの買収後、ZyngaはWords With Friendsの1日あたり訪問者をわずか120日で2倍にした。この時期にZyngaは株式公開の手続きに入っていたが、Zyngaがモバイルのトラフィックを10倍に急増させて勢いに乗れたのは主としてNewtoyのゲームのおかげだった。

Zyngaにしてみればこれは古典的な「内製するか買収するか」の選択だ。ZyngaはDraw With Friendsというようなタイトルでクローンを作ることはできる。しかしローンチには数ヶ月かかるだろうし、それまでに地位を固めたOMGPOPを市場から駆逐することは困難になる。

一方、適正な価格で買収ができればZyngaにとっては万事好都合だ。Draw SomethingはZyngaのWith Friendsシリーズのソーシャルゲームのラインナップに加えるのに理想的なゲームだ。Newtoyチームはその後、Scramble With FriendsやHanging With Friendsなどの人気タイトルを発表している。

さらにDraw SomethingはZyngaのモバイルでの成長に影がさすほどの予想外なヒットになりつつある。 OMGPOPのゲームタイトルは先週、1日当たり訪問者数でFacebookゲームのトップに立った。OMGPOPの買収は投資家に対してZyngaがFacebookゲームでも積極的に拡大路線を取り続けるというメッセージになるだろう。

引き続き取材を続ける。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+